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ボードゲーム「呪術逃走」 ⑨    初手「茈」 失敗後を考察

前回の記事

前回はFR (初手「赫」- first red )の勧めについて書きました。

今回は、心理戦視点の記事を書く前に肩慣らしいただきたく次の題材について書いていきます。

初手茈は至高?
その後を考察してみた。


来ました、IFPS問題(Is First Purple supreme?)
初手茈問題といっていたやつです。


SSR頻度の排出律は損

今回はFP(初手「茈」- first purple )が失敗してしまった後の行動。

FPの行動が失敗してしまった場合でも、

リカバリーできるのか?


そこで、本記事はその後をシミュレーションして、FP動作確認をします。


勝ち方は、

大前提として、いどう(I) やとどまる(T)、かいだん(K)は追い詰める補助選択の役割で基本茈蒼赫(PBR)を打ち、呪霊殴殺を目指します。


うまく話から行動を誘導しましょう

この記事を読んでる時点でプロなわけですから、
自身の言動によって呪霊たちの行動も誘導していきます。
(※ゲーム中は誰でもしゃべれます。 )

無量空処はラッキー程度ですね。


では、思考シミュレーション、スタート


◆1ターン目、FP失敗…!


呪霊側は2ターン目に呪霊を食べる人間(N)が必ずいる
と思って行動しましょう。

呪霊側はその方がアドを採れるからです。

少なくとも真人・漏瑚は食べておくことでゲームを有利に進めることができます。

呪霊側が1ターン目で食べないのは次のような理由があるからです。

  • 五条の行動が強い先入観で怖くて食べられないため様子見。

  • FPが強いことを知っている。

つまり、ある程度怖がる雰囲気を持っているか、プレイコミュニティが成長したかということです。


五条怖いの雰囲気があるかどうか

この場合、次ターンどのようなバイアスがかかるか。

それは

Pを打てないため呪力を得るチャンスだ!


という考え。あなたの巧みな話術(もしくは無言の圧)で

2ターン目に呪霊たちは人間を捕食することにしたようです。

(※ルール上、五条だけに伝わらない会話は禁止である)


そして、2ターン目、攻撃的五条は次の選択を狭まれます。

BRか。


◆2ターン目、「術式順転 蒼(B)」の場合


呪霊視点:

呪霊プレイヤーは次の行動で呪力を得る行動をとるわけですが、
呪霊側には怖い選択肢が、、、

下階広場の一マス分の猶予を埋められてしまう

とどまる(T)を選択した呪霊プレイヤーは圧がかかるわけです。

となると階段に通じているプレイヤーは階段を上ったり、階段を上り終えたプレイヤーも移動するのが理にかなっています。

しかし、2人以上がN(人間)を食べると一気に不利になります。
(3
ターン目Pで確殺の可能性)

おとりの花御はTによって呪力を得るのが適切です。

狙われる前提

真人は呪力(E)を得たいのでTK+食ですが、Tは蒼の危険からK+食を選択。

五条視点:

対する、五条プレイヤーは階段付近の呪霊(真人)を追いかけたい気持ちを抑え、相手が上階へ集合すると想定した場合は、既に存在する上階呪霊にBを打つと損をせずに済みそうです。


真人は重要キャラ

すでに上階にいる呪霊がTを選択したなら、一石二鳥

丸いプランといえます。茈蒼コンボが最適解の所以です。

・3ターン目、人間が呪霊たちの周りにいなければPを積極的に、
・3ターン目
二体動けず、上広エリアに来る可能性も考え、Rでつなぐ…

P→B→R→B→P→R
といくらでも料理の方法が思いつきますね。

このことから五条はB(⚁)を選択しました。 

結果次のようになります。

        1                         2                                   
   P        B(⚁)   
   K(上広)    T(⚁)→×                   
   I(⚃)       K(⚀)+ 食  
   I(⚅)       K(⚂)+ 食  

これだと2ターン目1体消し炭にすることができました。
残り5ターン余裕を残して真人を攻めることができます。

◆2ターン目、「術式反転 赫(R)」の場合…


呪霊視点:

を打たなかった!?

この情報により、であることの選択肢が上がります。

全員捕食なら、3ターン目同じく領域展延(RT)してもPで殴殺され、生存には3人が(⚁)に集まるというみじめな行動を強いられます。


同じゾーンに全員集まるのに勇気がいる。。。

よって1人しか捕食してはならない
今回は便利な真人が捕食しました。

五条視点:

Rで上階広場とどこかをつなげましょう。

全員移動後に行動するため、
消し炭にしたいキャラと広場をつなげるとよさそうです。

良い方法は3ターン目に移動予定の場所と隣接場所にRを置くことです。


赫の力は未知ぃ…!



ここでは⚁+広場で行動したと想定します。
両端の階段から上がってきたプレイヤーは逃げる術をなくします。

結果は下です。

        1                         2                               
   P        R(⚁=上広)                  (上広:上階広場
   K(上広)    T(⚁)               
   I(⚃)       K(⚀)+食      
   I(⚅)       K(⚂)      

こちらは解答持ち越しになりました。


状況によりけりですが、今回は2ターン目までのFPの動きをシミュレーションしてみました。

いかかでしたでしょうか。
疑似体験できていれば幸いです。

シミュレーションは格ゲーやカードゲームでは必須ですよね。
また、2ターン目Rならどう考えるかの続きも記事にしようと思います。

以上、FP推しによる脳内シミュレーションでした。


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