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月4,000円

このところ、うちの家計は苦しい。去年の12月からずっと赤字なのだ。
私はパートで働いているのだが、働く時間が減った。働く時間が減ったのは、基本的に会社の業績が良くなくて、そんなに人件費を出せない、ということがあって、新しい人を雇ったので、私の働く時間が減ったということと、私の働きがあまり良くないから、働く時間が減らされた、ということがあると思う。
それで、もらえる給料が減った。これはうちの家計にものすごく響く。
それで、家計のどこを削ろうかということになった。夫は、「まず、お前の洋服代を減らさないとな。月4,000円。」と言った。「えーっ!4,000円!」と言ったものの、確かに私の場合、洋服代がネックになっているのはわかっていたから、文句は言えなかった。その代わり、「じゃあ、あなたは間食4,000円ね。」と切り返した。うちは、私と夫は別会計にして、月末に合算している。家計簿も別だ。夫の家計簿を見ると、小さな字で、間食がいっぱい書いてある。そんなに間食するからポッコリお腹になるんだよ!と言いたくなる、家計簿だ。
うちの家計が苦しくなった理由は、私のパートの収入が減った以外にもう一つ理由があって、夫が、皮膚病の、高価な薬を飲むことになったからだ。その薬が、万単位の値段なのだ。収入が減って、支出が増える。典型的に家計が苦しくなるパターンだ。
それにしても月4,000円しか洋服が買えないというのは、私にとってはずいぶん不自由になるように思える。ちょっといいものを買ったら、一点しか買えないではないか!?私は今までそんなに贅沢していたのだろうか。
私は、いつも、京成八千代台駅前のユアエルムの中にある、Samansa Mos2(サマンサモスモス)という店で、服を買う。この店は、セールになるとかなり安くなるけれど、人気が出ると、定価でもあっという間に売れてしまう。だからよく、私が買おうかどうしようか迷っていると、店員さんは「在庫を調べましょうか?」と言って、調べてくれるのだ。そんな店でいつも買っているのだが、最近、通信販売のフェリシモというところで靴を買ったので、そこのカタログが送ってくるようになった。そして、6月末、フェリシモでこれを買ってしまったのだ。

綿100%軽やかぽんわり
デニムブルーパンツ

これが4,000円弱の値段だったので、この月は、もう何も買えないということになった。贅沢だろうか。
幸いなことに、この夏は、今まで買いだめた服がたくさんあるので、そんなに服を買わなくても、不自由することがなかった。これ以上、服を買わなくてもいいのかもしれないと、頭の中で、チラッと、「ミニマリスト」という言葉がよぎった。あと、よく着る服はよく着るけど、全然着ない服もある、ということは発見だった。この夏は、わりと、最低限の数の服で乗り切ったと思う。特に、職場に来ていく服は。
フェリシモのカタログという、欲望を刺激するものが新たに出現したが、月4,000円の縛りは厳しい。
しかし、9月1日に、Samansa Mos2 でつい服を買ってしまった。

秋色の袖長めのカットソー!

これは1,430円だったので、安かったし、デザインもよかったし!秋だもの!
半分ぐらい衝動買いかな…私には遠い「ミニマリスト」…
もう今月はそんなに服は買えないな…いや、もう買わなくてもいいって!!
今まで、一応、予算を守っているエライ子なんです。
今、転職活動中です。もう少し月の洋服代を増やしたくて。いやいや、それだけではありませんが。いろいろと我慢するのはストレスもたまるので。お金がなくて、時間だけあるのは、なかなかつらいものだとひしひしと感じる今日この頃です。

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