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訪問リハ|京都市から貸出のある携帯用会話補助装置

皆さん、いかがお過ごしですか。
言語聴覚士(ST)の八田です。

私は、在宅療養されている方のお家に
訪問して、リハビリテーションを提供
しています。

先日、このような記事を書きました。

訪問リハ|京都市から貸出のある意思伝達装置4つ|八田理絵(訪問 言語聴覚士 ST ) #note

今日は、京都市から貸出のある
会話補助装置の紹介します。


会話補助と意思伝達装置

少しわかりにくいかもしれませんが、
会話補助系と意思伝達装置の違いを
一言で言うと以下の通りかな、と
思います。

会話補助系(日常生活用具) 
意思伝達装置(補装具)


ボイスキャリーペチャラ

会話補助系には、トーキングエイド、
指伝話等iPadを使って出来るものも
ありますが、京都市からは、購入前
にペチャラを借りる事が出来ます。

私の担当している方は、病院入院中に
ご準備されて退院してこられたので、
導入の際に、STとして行った事は
ありませんでした。

製品について

ペチャラの製品についてです。

●文字盤の文字キーを押すことで
文章を入力・作成します。
●入力した文章は発声キーを押す
ことで読上げます。
●発話による会話が困難な方に
ご使用いただく製品です。

対象となる方 


(1)発声・発話による
コミュニケーションが困難な方
(2)脳性麻痺の方
(3)脳血管障がいによる
構音障がいのある方
(4)神経疾患の方
(5)自閉症の方
(6)その他の言語障がいのある方


おわりに

訪問で勤務するようになってから
コミュニケーション機器や方法に
ついて、学ぶ機会が増えています。

奥が深くて、まだ学び途中ではあり
ますが、どうしたら、ご利用者さん
が気持ちを伝え、会話を楽しんで
いただけるのか?

いつも考えています。

コミュニケーションというのは
他人との意思の疎通です。


皆さん、それぞれ、生活が異なります。

ご利用者さんが何をしたいのか、
どんな場面で誰と使うのか、
お家で家族と使うのか、
学校で使うのか。

私たち支援者は、まずはじめに
ご利用者さんと「誰と何をしたいか」
のコミュニケーションが必要であると
思います。

ついついここをわかっていても、
機械や機能の評価に目がいって
しまう事もあります。

なので、このあたりを常に意識
していきます。自戒を込めて。

では、今日も楽しい1日を!














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