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睡眠時無呼吸症候群 体験談#1

本来このアカウントでは、創作物を中心に上げていくつもりだったのですが、この「睡眠時無呼吸症候群」の診察〜治療に至る体験談が、巷にそれほど多くない様なので、書いてみます。

病院に行くまで

ぼくは20歳くらいから現在に至る約15年の間に、約25kgほど太りました。映像制作会社で働いていて、ブラックな労働時間とストレスによる過食が原因でした。
そのくらい太ってくると、ちょうど30歳を超えたあたりから色々な病気になってくるものです。

・脂肪肝(お酒を飲むとすぐに気持ち悪くなる様になりました)
・痔
・高血圧
・片側顔面けいれん(顔の半分がピクピクし続ける病気です。これはこれで大変なやつで、また何か違う記事で書きます)

そして、イビキ。

このイビキは、間違いなく10代の頃はかいていなかったものでした。
20代の頃は、仰向けで寝るとかいていて、横向きで寝たり座ってうたた寝したりするとかかずに済むレベルでした。
が、30代を超えると、もうどんな体位でもかいています。
最近では、寝入りに自分のイビキが聞こえてきて目を覚ます、なんてこともありました。

そして、このイビキの量に比例する様に、寝起きのダルさや日中の眠気がひどくなっていきました。
毎朝強烈な眠気を振り払う様に起き、ちょっとした空白の時間が出来るとすぐ寝てしまう生活でした。また、就寝時もまどろむ様な時間が無く、のび太君の様に秒速で気を失っている状態でした。

そんな睡眠の質なもので、精神的にもすっきりせず、ネガティブで活動的でない気分になっている事が増えました。

妻からも
「呼吸が止まってるよ」と指摘されていました。
ここまでくると自分でも
「睡眠時無呼吸症候群なんだろうなぁ」
と気付いていました。
でも、病院に行く、という決心まで至らずに放置していたのです。

そんな時に同じ病気の友人から、
「病院に行き、CPAP(シーパップ)という酸素マスクをつけて寝たら、人生が変わった」
という話を聞いたのです。
友人曰く、「日中の作業効率が倍になった」という事でした。

それを聞いて、実際に体験してみたいと思い、病院に行く決意をしました。

病院の選び方

あくまでぼくの選び方ですが、近所の耳鼻科を中心に探しました。
何度も通うことになるだろう、というのは容易に想像がついたので、通いやすい場所である事が大切かなと。
そして、近所の耳鼻科をいくつかピックアップして、各病院のHPを見て、「睡眠時無呼吸症候群」の記載がある病院を探しました。
それほど一般的な病気でもないので、対応出来ない病院だったら嫌だなと思ったからです。

「無呼吸なおそう.com」というサイトでも医療機関を探す事ができます。

いざ、受診〜検査

HPに記載のある病院を受診したので、受付はスムーズです。
簡単なアンケートに答えて、診察室に通されました。

ぼくが行った病院では、問診のあと、胃カメラの鼻版みたいな細いカメラ付きの管を鼻から入れて、鼻と喉の状況を確認してくれました。
イビキの原因には色々が事が考えられるらしく、場合によっては先天性のものだったり、ガン等の腫瘍が隠れている場合もあるらしいです。

ぼくの場合は特に大きな異常はないが、喉の構造が少し小さいので、イビキをかきやすい体質なんだそうです。

そこで簡易検査キットの説明を受け、後日別の機関(日本睡眠総合検診協会)から連絡があり、キットが送られてきました。

簡易検査キットは、指に血中酸素濃度を測る機械と、鼻にちょっとしたチューブをつけて、2晩寝るというものでした。
ぼくは普通のマスクも寝てる間に外してしまうので、果たしてつけたままでいられるのか、そもそもちゃんと寝られるのか、心配でした。
でも全然問題なく、取れることもなく計測できました。

計測後は、返信用封筒に入れて、着払いで送り返しました。
↓は病院でもらった、検査の流れです。

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検査結果

簡易検査キットを送り返してから約1週間ほどで病院から連絡があり、結果を聞きにいきました。

診察室に入ると、先生が
「あ、重度ですね」
と一言。
まさか重度だと言われるとは思わなかったので、ショックでした。

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実際のぼくの検査結果です。

RDIというのが、要は無呼吸状態のこと。
つまりぼくは1時間で約50回くらい呼吸が止まっているという事です。
思わず先生に「ほぼ1分ごとじゃないですか!」とつっこんでしまいました。
ちなみにこれは国際基準で30回以上が重度とされる様です。

SpO2最低値というのが、酸素飽和度が最低でどこまで下がったかというものです。
これは娘が気管支炎になった時に、たくさん聞いた数値なので、これが一番驚きました。
ひどい気管支炎などで90%を切ってくると相当苦しい状況だというレベルのものです。
52%というのは、意識のある人間が息を止めても絶対到達出来ない境地なのだそうです。
ぼくはまた思わず「いや、それって死なないんですか?」とつっこむしか出来ませんでした。

先生がダメ押しで
「これだと寝ない方がまだ楽でしょう」
とおっしゃっていたのが忘れられません。

そのままCPAP(酸素マスク)導入の運びとなりました。

CPAPそのものはまた別の機関とやりとりしてもらうもので、保険適用で月額5000円程度だそうです。
また、毎月そのCPAPのデータを記録したSDカードを持って診察を受けるというのが条件になります。

現時点ではまだ導入できていません。
月額制なので、今(19日)入ると半月しか利用しないのに丸々取られるので、25日以降だと当月分はサービスになるという事だったので、来週まで待つことにしました。
なんだかそこは随分悠長だなと思いました。

CPAPに期待!

果たしていつから重度だったのか…。
ぼくは寝ない方が楽だというレベルの睡眠を、少なく見積もっても約5年は続けてきたのです。

先生からは、この病気は15年後(50歳)以降の生存率がガクッと下がるのだと伺いました。
今病院にきて、対処できるのはよかったなと思いつつ、もっと早く来るべきだったとも思っています。

まだ体験していませんが、もっと早く対処していたら、
・あの時に具合を悪くせずに済んだのかもしれない
・あの時にもっとポジティブに活動できたのかもしれない
・あんな病気(片側顔面けいれん)にもならずに済んだのかもしれない
・ここまで太らずに済んだのかもしれない
など、いろいろな事が頭に浮かびました。

CPAPを導入する事で、友人が言う「人生が変わる」と言うのをどこまで体感できるのか、楽しみです。
来週、届き次第、体験記の#2を書きます。


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