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胸の高まる4月です。

満開の桜の花と新緑の中、新学期が始まりました。

1週間ほどの短い時間の中、今までの年長さんが1年生になり、クラスの中にいないという大きな環境の変化に戸惑いを見せた年少さんも少しずつ、新しい環境を受け入れてくださるようになり、心の変化が見られ始めました。

一つ上の学年になった事で、弾けている年長さんの姿も見られたり、期待する新入園の子どもたちの姿。このような様子はまさに、新学期の風景です。

毎日毎日、変化が起きています。昨日と今日は違っています。
1週間の中で、子どもたちの様子からお伝えしていきます。

スキップができなくて・・・

失敗は大切な学びのチャンスになります。

少し自信のない・・・

あきらめない事。大切な事は才能があるかとか、頭がいいとかではなく最後まであきらめず、やり遂げる事。それがわかった時、子どもたちの目の輝きが違ってきました。

昨日叩かれた。黙って我慢してとまったか。

朝、幼稚園へ行くの嫌だ。今日も叩かれるかもしれない。
足がすくんでしまうことは当然です。
心配しない事。心配すると気分が沈んでうまくいかなくなります。もし落ち込んだら、聞いてもらう事。

話し合ってみて、何か方法があるという事に気付いて欲しい。これは大人の気付きとか仲介が必要なことでした。

頭にくる事がある時

ひどい事を言ったり、ひどい行いをしたりすると、自分も周りも傷付けてしまう。
怒りを感じたら、その気持ちから抜け出す方法を考える。

これは、大人にとっても大変難しい事ですね。
こんな実例がありました。

アリの作った砂山を踏みつけた弟を叩きそうになった時、そうするのをやめてブランコに飛び乗った。怒りの気持ちを大空に投げ捨てて、弟と仲良く一緒に遊ぶにはどうしたらいいか。考えて、僕は平和な方法を選んだ。自分をとても誇らしいと思った。

人に親切にする

昨年度の年長さんからたくさんの優しさを身をもって教えられた子どもたち。
何かをしてあげることは、必要とされた時、自分の時間と、労力、自分の経験から得た知識などを人に与える。そして、小さな動物たちへの優しさ。うさぎや亀、猫や蝶、もっともっと小さな生き物たちは私たちの心を本当に幸せにしてくれます。

地球の人は皆、一人一人違っています。
ありのままの自分、他人と違っている自分を大切にする事。違ってこそ個性。
人目を気にしないで、自分は自分でいい。
過去から学ぶ事はたくさんあります。
しかし、過去は過去、未来は未来、今というこの瞬間を大切にして楽しむ事が大切です。

自分らしさを大切に

自分の言う事、自分のする事を人のせいにしてはいけない。自分で決めた事は、どんな事でも自分の責任なのだから。人のせいにしない事。

心の声

小さな内なる声は自分の正しい選択を助けてくれます。
心の中の小さな声が聞けるように。そして、自分の行動を決める時、年長さんとしての精神的な力となります。

私たち職員は、子どもたちと関わりながら、自己反省をしつつ一人一人の子どもたちの「自分創り」に協力をさせていただきます。お気付きの点がありましたらお知らせください。
1年間よろしくお願い致します。

4月はもう一度、園の約束を思い出し再確認し合う事です。
小さいお友達は大きいお友達を見習いますので大切な人的環境の一部である事を意識し合えるよう過ごしていきたいと思います。

園長(代筆@Hani)


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