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インターナルコミュニティで組織とひとが融け合っている話

こんにちは。コミューンでcommmune for Work事業(以下、for Work事業)の責任者を務めています、髙原です。
コミューンには約3年半前に入社し、カスタマーサクセス(CS)担当、CS部の責任者を経て、23年の3月にfor Work事業を立ち上げました。

commmune for Workは、企業が自社やパートナー企業の社員向けのインターナルコミュニティを簡単に構築できるプラットフォームです。for Work事業では、インターナルコミュニティの立ち上げ~運用によりコミュニケーションを変革し、組織の生産性を最大化するご支援を行っています
https://commmune-work.com/

コミューン Advent Calendar 2023の6日目は、私から「インターナルコミュニティで組織とひとが融け合っている話」をテーマにお話しいたします!

コミューンでは2018年の創業以来、前ビジョンである「企業とユーザーが融け合う社会をつくる」の下、主に営業・マーケティング領域でファンコミュニティやユーザーコミュニティの立ち上げ、運用支援を行ってまいりました。コミューンのことを知ってくださっている方のなかでも、コミューン = 顧客コミュニティの会社という認知が強いのではないかと思います。

本noteでは改めて、なぜコミューンがインターナルコミュニティの支援を行っているのか、通常のコミュニケーションとどう違うのかについてご紹介できればと思います。


for Work事業の立ち上げ経緯

上述の通り、これまでコミューンは顧客コミュニティをメインにご支援してきましたが、本企画の1日目に代表の高田が述べているように、以前からそれ以外の領域でのお引き合いも多く頂いておりました。

そうした状況下で"もっとお役に立てるはずなのに、インターナル利用の可能性を知っていただく機会を失くしてしまっているのではないか"と課題に感じたのが当初のきっかけです。もちろん、シーンに合わせてLPやサービス紹介資料で使う表現やキーワードのみを変えるというのも選択肢だと思います。

ただ、顧客コミュニティとインターナルコミュニティでは、セキュリティやプロダクト連携面など求められる機能要件やあるべき支援のあり方も異なります。インターナルコミュニティのもつ力についてより知っていただく、そしてお声がけいただいた際に可能性を閉ざさないよう、本腰を入れてご支援すべくfor Work事業の立ち上げを決めました。

for Work事業で何を実現したいのか?

コミュニティの力で組織とひとの間にあるコミュニケーションを変革し、企業が組織の持つポテンシャルを最大限引き出すためのご支援をしたいと考えています。

多くの企業で業務のデジタル化が進む一方、コミュニケーションに関しては依然として多くの問題(コミューンでは、垣根・距離・断絶・摩擦と定義)が残されています。特に大きな企業では、組織(風土含めて)が縦割化し、互いの人となりや考え、取り組みを理解しづらくなり、組織の力を最大限引き出すためのコミュニケーションの難易度が高くなります。

例えば、、

  • ある領域に関して、社内に有識者や当事者がいたのに出会えなかった

  • 社内の知見を合わせれば素晴らしいアイデアに繋がったはずなのに実現できなかった

  • 各部署で個別最適に業務を進めた結果、車輪の再発明が起こってしまった

  • 他の組織が何をやっているか、自社の事業や商品がどのように社会で受けいれられているのか手触り感がないため組織の一体感を作れず、パフォーマンスが低下してしまった
    などです。

インターナルコミュニティは、グループや拠点、部門などの垣根を越えて人が集まり、他の参加者とのコラボレーションによって事業推進/問題解決を目指す取り組みです。

同じコミュニケーションでも、通常業務のなかで行われるものとはその性質が異なります。

commmune for Workはあくまでコミュニティを構築するための仕組み(ツール)ですが、活性化に特化した豊富な機能やノウハウによりコミュニティの成功確度を最大化するご支援を行っています。

どのように組織とひとが融け合っているか

インターナルコミュニティがどのように企業のコミュニケーション変革に役立っているか、いくつか事例をご紹介したいと思います。

1.サントリーホールディングス株式会社

サントリーグループの社員同士約19,000人が気軽につながり合えるコミュニティ
サントリー様のコミュニティでは、グループ会社や拠点、組織を越えて日々自社商品を楽しむ様子やイベントの案内、事業推進に関するアイデアの交換などが行われています。各グループ企業内や部門に閉ざしたコミュニケーションでは難しかった組織としての一体感醸成やコラボレーション促進に繋がっています。

2.MIKAWAYA21株式会社

フランチャイズ同士がつながり知見や想いが溢れる。事業の拡大を支える、アクション率30%超のコミュニティとは
MIKAWAYA21様は、「まごころサポート」に加盟するFC企業同士が繋がれるコミュニティを構築されました。どうしても垣根が生まれがちな本部とFC、FC間を繋ぐコミュニティを作ることで、知見や感情の共有によるスキルアップ/モチベーションアップを実現されています。

3.パーソルテンプスタッフ株式会社

キャリアの支援だけにとどまらない、働く方のモチベーションを向上させるコミュニティ
パーソルテンプスタッフ様の派遣スタッフ向けコミュニティでは、スタッフが簡単に情報にアクセスし、気軽に交流できる仕組みを構築されました。
孤立しがちなスタッフ同士を繋げることで、互いの理解促進や距離を縮めたコミュニケーションを実現されています。

その他にも、メーカー、商社、SIer、多店舗チェーン、小売・サービス業などBtoB,BtoC問わず幅広い業界でインターナルコミュニティによる「融け合う」の実現のために、commmune for Workが利用されています。

for Work事業の今後

立ち上げ当初は私一人だったfor Work事業も、社内異動や新規入社により徐々に規模が大きくなってきました。
頼もしいメンバーに支えられつつも、事業として課題は山積しています。

コミュニケーション変革はあらゆる業界で必要なはずなので、私たちがその可能性を狭めないよう、引き続き私たちが信じるコミュニティの価値を伝えていきたいと思います。

最後に

コミューンでは多くのポジションで積極採用中です!
「コミュニティ」「共創」「コミュニケーション変革」こういったキーワードに関心がある方はぜひお気軽にお話しさせてください!

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