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CREEK HALL(クリークホール)とこの夏のプレイベント。


新しいホールの名前が決まった。

「CREEK HALL」(クリーク・ホール)。「CREEK」とは英語で「小川」のこと。「入り江」の意味もある。

実際、ホールの近くに「旧中の川」という小さな川が流れている。それに、さまざまな人がひとやすみするための「休憩所」みたいな意味合いもある。僕らが目指すホールとは、まさにそういう場所なのだ。

ホールのステージ部分は築50年の住居に斜めに突き刺さっている。その外壁は黄色。カフェがあるあたりは青で、住居スペースは深いグリーン。屋根は赤い三角屋根。

凸凹で、一見ちぐはぐな彩色。だからこそ多様性を内包した自由な空間になるのではないか。そう僕らは夢想する。

小さいながらも、まるでクレーの絵画のような極彩色の音楽ホール。壁はギャラリーとして開放し、地元の才能ある若手の作品が並ぶ。公演の合間には、地元でローストされたとっておきのコーヒーが飲め、ときには小樽産のワインも味わえる。公演がないときはカフェとして、ゆっくり時の流れを楽しむことができる。もちろん、BGMは僕がチョイスする珠玉のクラシックナンバー。

それがクリークホール。日常の合間にほっと一息つける、誰にとっても心地よい空間になればいいなと思っている。
 

オープンは来年春の予定だが、この夏にプレイベントを行うことになった。

音楽ジャーナリストの林田直樹さんに、札幌の夏の風物詩、PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)にまつわるトークイベントをやっていただく。題して、「林田直樹、PMFとバーンスタインを語る」。

DVDやCD を使ってバーンスタインの映像や音源を流しながら、彼がPMFに遺したものを明らかにしようという刺激的な試みだ。

日時は7月18日(火)午後6時30分から。場所は札幌文化芸術交流センターSCARTSミーティングルームで。

会場では林田さんの新刊『そこにはいつも、音楽と言葉があった』も販売する。実はそのためにこのイベントを企画したようなものなのだ。

音楽への愛に溢れた林田さんの情熱的なトークを、ぜひ札幌の方々に体験していただきたいと思う。

未知の喜びに触れるきっかけを作る。それもクリークホールの使命のひとつなのだから。


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