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小説を模写する

    僕は文学の学校に通っていて合評会に参加しているのですが、
 最近、文章が上手くなっている生徒がいました。授業のあとの飲み会で、僕は彼女に対して「なんで、そんなに文章が上手くなったの?」と聞きました。すると、「自分の好きな作家の書き写しをしている」と言いました。
 彼女の言葉を聞くと、僕は「なるほど。書き写しか!」と心の中で声が聞こえてきました。彼女の提出した作品は、前の作品と比べて文章のリズムが良いし文体も様になっていました。これはプロの作家の書き写しをしているなと感じ取れたのです。とても納得のいく答えでした。
 好きな作家や有名な文章を写して身体で覚える、というのはある有名な作家も言ってました。
 YouTubeで見たような気がするのですが、それを聞いた時、僕は別に取り入れなくてもいいと思ったのですが、身近に文章が上手くなった人が知るとこれは使えるかもしれないと思いました。
 早速、僕はある小説家の書写しをしました。
 小説を書き写すと、ちょっとした難点が出てきました。

 僕はそれまで文章を書く時はポメラを使っていました。でも、僕の使っているポメラは一つ前の世代のやつで変換機能があまり良くないようでした。文字の変換がうまく出来なくて、文章を写すのに時間がかかりました。文章が早く書き写すのであれば変換機能が充実しているPCの方が効率が良かったのです。
 なので、僕は今後PCで文章を書くことにします。自分はMacBookユーザーなので色々と試行錯誤した結果、PAGESを利用することにしました。これから小説を執筆する際もPCで書こうと思います。
 それと重要なのは、キーボードです。これは作家の石田衣良さんがYOUTUBE で言っていたのですが、エルゴノミックキーボードが打ちやすくて疲れたないとのことで小説家にはおすすめだとのことでした。
 その動画を見たあと、パソコンで文章を書くと決めてから、僕はそのキーボードを購入しました。すると、文章を打つのがとても楽しくなっています。今もそのキーボードで叩いているのですが、ピアノを演奏するようなそんな心地の良いリズムを出せているような気がしています。
 これで小説の書き写しの方も上手く進みそうです。
 なんだか、noteにもたくさん文章を書きたくなってきました。
 いま三島由紀夫の「仮面の告白」を書き写ししています。そのあとは、「金閣寺」をする予定です。他の作家の短編を書きたいと思っています。ミステリーやSFジャンルにこだわらないで模写を続けます。
  

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