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学生時代の友人 

 先週の11日、大学時代の先輩や友人と会ってバーベキューをしました。周りの人はみんな結婚をしていて子連れの人もいて、大人7人、子供5人で食事をしました。 
 前に会うのはコロナが流行る前でしたから、もう四年ぶりくらいです。仲良く楽しく過ごしました。
 先輩は、色々と先輩は僕に気を遣ってくれて、子供の世話をしている合間を縫って、僕の話を聞いてくれます。こういう関係を築けているのはとても嬉しいことです。先輩には小説を書いていることや文学の学校に通っていることをなど自分の近況を語りました。
 話をすると先輩は、まぁ難しいけだろうけど、やりたいようにやりなと言ってくれます。そう言ってもらえることは気持ちが楽になります。
 小説を初めて書いたとき、友人に見せた後、その先輩たちにも送ってしまいました。コメントをくれた人もいて、それがとても良い思い出に残っています。大学時代、僕はいろいろと屈折していたのでそのことを書いて、知ってもらえたのは自分にとって良い経験です。
 小説を書く事は僕にとってコミュニケーションのツールなのです。普段言えないことも小説として表現すれば言えることができる。そういうものとして位置づけています。
 自分の悩みや考えていることを小説として表現すれば言いたいことも言える。そして、それが自分の治癒効果にもつながります。僕は、そう信じています。

 バーベキューが終わった後は子供を連れてカラオケに行きました。アンパンマンのマーチやパプリカを歌ったりしている子供たちに癒されました。
 そんな様子を見ると、自分もいつか家庭を持つような人間になれなれればいいかなぁとぼんやりと望みを持ちました。ほのぼのとした日を過ごすことができて気分転換になりました。

 周囲の人を見ると、笑顔を振りまいて楽しくしているのですが、普段は色々なことを抱えているのだろうなと勝手に想像してしまいます。友人や先輩は家庭を持って順分満帆のようですが、そんな中でも人それぞれ、色々な葛藤や悩みを持ち合わせているように感じます。本当は、もっと踏み込んで色々と話をしたいのですが、ここまでにしておこうと線引きをしています。それによって、上手く友人関係を保っています。
 それは、僕たちだけではなくて、他の人も同じだと思います。僕からしてみれば、普通にフルタイムで仕事をしていて家庭を持って生活できるというのは羨ましいのですが、それはとても大変なことなのかなと思ってしまいます。生きることって、楽しいことばかりではありませんからね。基本的に、辛いことの方が多い。そんな中、どうやってその中を楽しむ、ということがうまくいくる上での処世術のようになると思います。

 そんなこんなで、今回のバーベキューは良かったです。これから、また日常に戻ると落ち込むこともありますが、とても楽しかった日でした。

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