地球が人体のようなものだとしたら。

今日の思いつき。

仮に地球が私たちの体だとしたら、

地球の人口70億人と生きとし生けるものすべてが一つ一つの細胞であると例えてみる。

人体の細胞も60兆（*諸説あり）それぞれが意思というか意識というかのもと、日々生まれて成長して変異し死んでいってる。

体組織は毎日生まれ、老化した細胞は滅び、変異した細胞はキラー細胞が退治し、様々な栄養でそれぞれの器官が正常に保たれるように新陳代謝が繰り返される。

地球でいうと、動物や植物は生きることに専念しているだけだから、生態系に関与したり環境破壊などしない、正常な細胞と例えられる。

その点人間は、私利私欲や科学や利益のために自分勝手に行動し、生態系に関与し環境を破壊する側面があるから、体にとってはいわば、がん細胞だよね。

だからと言って人類滅べばいいとか言うんじゃなくて、だって人類すら地球を形作る細胞なんだとしたらそれは必要なわけじゃない。

全ては考え方だな、と思うのです。

日本を腸内と例えてみる。

さらに、日本をあえて、腸内に例えてみる。

腸内にはご存知とは思いますが、腸内細菌がたくさん住まっております。

日本を良くしよう、環境を考えよう、隣人に優しくしよう、共に助け合おう、こんな人達がきっと善玉菌だよね。

日本にももちろん、自分さえ良ければ、人を蹴落として、貶めて自分の得を優先したい、隣人なんか信用できない、自分だけ我慢するなんて許せない、妬ましい、羨ましい、そんなエネルギーでずーっと生きてる人もいるよね。

そして、すごく日本人っぽいよな、って思うのが「日和見菌」

この方達、腸内に7割いらっしゃるにもかかわらず、意思や意図がないんです。

多い方に付く、そしてその意思に則る。

日々お腹の調子が悪い人は、腸内細菌が悪玉優位に傾いてしまい、日和見菌がみーんな悪玉さん側についてしまい、腸内が9割悪玉菌。そんなの便秘にもなりますわ。

日々快腸でハッピーで元気な人は、腸内細菌が善玉優位で日和見菌達もみーんな善玉さんになっているので、しっかり働きエネルギーが効率よく身体中に行き渡るというわけです。

で、昨今の日本の現状みると、善玉さんと悪玉さんが拮抗してるなぁと思うわけです。

それはマスクやトイレットペーパーの買い占めや、政府の対策いかんに物申したい人々の台頭や（でも基本匿名）、メディア、ネットの記事に右往左往する人々をみて感じます。

でも実生活で周りを見渡すと意外とそうでもなくて、むしろ皆さん日和見菌よろしく「なんとかなるっしょ」って感じ。

今日明日でこの日常が変異するわけもなく、ずっと続くと思ってる。（のかな？）

これから、オリンピックをやりたい政府さんが、まだまだいろんな事言い出してくるんだろうなと思うし、勿論その影で必死に対策しよう予算立てようってしてくれる人もいると思う。

それらに一々感情を揺り動かしてもしょうがないなとも思うで、私は善玉菌的在り方を取りたいなと思います。というより、日和見的に生きることをやめる。

自分で意思を持ち良い方向に舵を取って行く。

それは大きなアクションではないかもしれないけれど、自衛をする、健康管理をする、隣人を助ける、人に優しくする、たったその程度のことです。

知らないから恐ろしくなるのだから、正しく知ればいい。知らないと煽られ巻き込まれ、誰かのせいにしたくなる。

最終的に何が言いたいかというと、少なくともこの日本を善玉優位の素敵な腸内環境にしたいなと思うのです。

それが出来たら日本はぐっと良くなるし、世界にも影響することができると思う。

小さな小さなアクションでも自分が心地よいことを他人にも許せるように、冷静に自分のあり方を考えてみる時間になるのではないかなと思います。

この事態、そして今日のこの日にこれからの在り方をすこしでも多くの人が感じられればいいなと思います。

全ては信じることから。

未来も自分の可能性も。