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1989

 2/9この日はかの漫画の神様手塚治虫が亡くなった日だ。
 平成+令和の計35年経つ。
 でこのことはついさっきまで失念していたのだがその日のことはよく覚えている。
 高校を卒業する年で受験やなんやでこの時期はは登校していなかった。
 家でテレビのニュースで訃報を見た時即座に漫画好きの友人に電話をしていた。
 この年は初めに昭和天皇が崩御されてあり意味時代が終わった、変わっていくのか、そんな年に高校卒業か、などと思っていた。
 そんな時のこの訃報、電話先の友人と色々と終わるね、やっぱり陛下が連れていっちゃったのかな?などと話した。
 先に書いたがこの年は天皇防御から始まった。
 昭和64年は1週間なかった。
 それから平成元年に。
 こっちとしたら入試に忙しく感慨に耽る間はなかったが。
 これで高校卒業年は忘れないね、などと言っていた。
 この年の入試は失敗で、浪人をすることに。
 翌年の大学入試も背伸びしたせいかまたもや失敗、下手な大学行くくらいなら専門学校で国家資格を取った方がとの思いで医学系の学校へ行った。
 まだバブルの真っ最中で、大学出てた方がなどとも思ったがそこまでの才覚も人付き合いも自信がなかったから選択に迷わなかった。
 それから数年後、バブルは見事に弾けて自分たちの年から就職氷河期などと言われるようになっていた。
 資格のおかげで職探しには苦労はしなかったが。
 激動中をよく蠢いていけたものだと己に感心してしまう。

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