見出し画像

親の背中を見て子は育つ


 ある日の出勤の朝の風景
 その日は休日ということもあり子供連れの姿をよく見かけた。
 そんな中子供会か、少年団かわからないが数人の似たような出立ちをした子供を連れた大人が二、三人いた。
 すでにエレベーターに彼らは乗り込んでいたのだが、私がエレベーターに乗ろうとした時に扉が閉まった。そのエレベーターは結構な大きさがありまだ空間に余裕があるのは見た。彼らがこちらに気づいていたかは定かではないが、こちらを見た感じもした。これはよくあることだから気になることはないがそこはそれ、子供連れだったことが気になる。
 この状況、もし気づいていたならどうやって説明したんだろ?んなもんしないか。
 こういう姿を子供達に見せてると、他人に対する心遣いは育たないのじゃないかな?そんなのが積み重なってエレベーターに我先に乗り込んで困っている人を尻目にできる存在になるのかな?
 私としては好んで街中に車椅子で出歩いている。そして往々にして困ることがある。そこで声かけて欲しい、助けて欲しいと思わなくもないがその姿を見て、何か感じて欲しい、考えて欲しいとは思う。
 親子でいるなら子供とどうしたらいいか、そのことで雑談でもしてくれるだけで嬉しい。
 私がレンタル障がい者として顔出しで活動しようと思った一つに困った姿を見てほしいというのもある。私の存在を教材、話の種にしてくれたら良い。
 先の話ではないが、エレベーターを人のために待たないという選択をするのはいい、そこでキチンと子供に説明できたら問題はないが、その説明が自己中心的だったらなんか嫌だなと思う。
 そんなこんなで私の存在、もっと話のタネに、教材にしてください。
 レンタル障がい者ともども宜しくお願いします。

#エレベーター #待つ #障がい者 #車椅子 #話のタネ #教材 #子供

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?