松本さん不在のIPPONグランプリの軽やかさとハッピーさから見えたこと
土曜日のIPPONグランプリ、毎回どのブロックにも調子を掴めないまま終わる出場者がいたり、初出場者が上手く行かないケースも少なくない中で、今回は全員に何らかの見せ場があり、何よりも全体的に和やかでハッピーなムードに包まれていたように感じました。
松本さんの代わりなんて誰もできない、というのは番組において強大な「権威」であることを表していて、この人の見ている前ではスベれない、下手な答えは出せないというプレッシャーを出場者に与えていて、恐らく圧はスタジオの観客にも及んでいたのでは。
今の視聴者に「大喜利が強い人」という認識を持たれているのはバカリズムさんの方が圧倒的だと思いますが、現役プレイヤーであるが故に「説得力はあるけど重さはないチェアマン」になっていた、児玉さんが最初の絡みで気軽にツッコミを入れられたのはまさにそれで…。
松本さんという存在の功罪について改めて考えています。
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