無難に生きるな

社会人になって約1年半ちょっとが過ぎた。この本を読み、仕事に対して全力で頑張れていなかったことを痛感した。

私はそもそも就活を頑張らなかった。周りの方に頼ることもあまりなく、誰に相談したらいいかも分からず1人で自己分析をし、面接対策も行わなかった。今思えば本当に馬鹿だなぁと思う。何やってんだ、と。それでもその時の自分はこれ以上は頑張れないと諦めていた。情けない。そしてそのまま1番早くに内定をいただいた企業に入社。社会人としてある程度頑張って働いたらいいかと生半可な気持ちだった。しかし働き始めると将来に不安を感じることが多くなった。

「このままでいいのか?」

何度も自分に問いかけた。答えは

「このままではよくない。」だった。

今回は転職活動中に出会った本の感想を自分なりに綴ろうと思う。

永松茂久さんの『20代を無難に生きるな』

自分の揺るぎない芯は何なのか。独自の価値観とは。別に30代になればどうこうというわけでは全くないが、20代という期間は人生においてものすごく大切な期間だと思っている。なぜなら、学生と社会人を経験する期間だから。学生の時からインターンに参加したり働いている人はいるが、大半の人は大学を卒業してから社会人として働き始める。就活中に思い描いていた社会人と実際に働き始めた社会人の、仕事に対するイメージのギャップはあるんじゃないかと思う。私の場合、ギャップで悩んだというよりかは、本当に自分が「なりたい姿」や「何のために働いているのか」が明確じゃなかったと気がつき悩んだ。

就活を頑張らなかったツケが回ってきたのだ。しかし過去を後悔したって戻ることはできない。前を向き、今度こそ後悔しないように行動を起こすしかない。

「行動なくして成功なし」

頭で理解していても、実際行動に移すことが難しいと感じてしまう。しかし、自分が目指している将来像はこんなところで立ち止まっていては叶えられない。この本を読んで改めて焦り始めた。今のままでは何も変わらないなと。すぐに変わることはできないが、地道に行動を変えようと努力することで何かしら変化していくと信じている。

「20代のうちは、選り好みせずに求められることを全力でやれ」

自分なりに前職で一生懸命頑張っていた気でいた。しかし、自主的に発言したり行動することも少なく実績も残せていない。何にもできてないやん、って今になって思う。社会人は実績を出さないと評価されない。私はまだまだ社会の厳しさを知らないし、壁にぶち当たってその壁を乗り越えた経験もない。この状態が今後も続くと、どんどん中身のない人間になっていきそうな気がする。だからしっかりと自己分析を行い、今自分は何をすべきなのか、目の前のことに集中し全力で取り組むことが何よりも大切だと痛感した。

私は毎日といっていいほど「人生」について考え悩んでいる。ここまでではないにしても、人間将来やキャリアについて悩むことはあると思う。私は、その悩みをなくし仕事もプライベートも全力で楽しんで人生を送ることができる人を少しでも増やしたい。そのためにキャリアアドバイザーのプロフェッショナルを目指し、これから頑張っていく。

実現できるように努力するのみ。

今の自分にとって大切なことを改めて気づかせてもらった本だった。

私と関わってくださっている方に感謝し、今後さらに期待してもらえるよう頑張る。

#人生 #キャリア#今の自分


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