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お金の起源。

こんばんは。せやかて工藤です。

今日は「お金の起源

について話したいと思います。

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みなさんはお金の起源について
どのくらい知っているでしょうか?

「この記事を読まれている方の中に
 お金を使った事が無い。」

という方はいらっしゃらないと思います。

むしろ毎日使っているのではないでしょうか?


タイトルにもある通り、
今日は”お金の起源”についてお話します。


お金が生まれる前までは
「物々交換」が行われていました。

しかし、物々交換は

自分が欲しいものを持っていて、
尚且つ自分が持っているものを欲しい人を

見つける必要があります。


また、食糧同士で交換すると、

鮮度が異なったりする事で
価値が釣り合わないという問題が出てきました。


そこで人々は
「物品交換」を行うようになります。


物品交換とは【布・塩・貝・砂金】など
価値の下がりにくい物品で

交換を行うようになりました。


中国では貝を、ヨーロッパでは塩を

使った物品交換が中心となりました。


このことから、

「購」「買」「財」「貨」など、

お金にまつわる漢字に貝が使われています。


その後、金、銀、財宝などが
物品交換の主流になっていきました。


しかし、
そこで多くの金銀財宝を持っている

商人たちが保管に困っていました。

その財宝を盗まれないように
わざわざ用心棒を雇っていたり、

はたまたその雇っていた用心棒が盗んで逃げる

なんて事が頻繁に起こったようです。


そこに目をつけたのが金細工職人の

”ゴールド・スミス”です。

ゴールドスミスは財宝などを保管する為の
頑丈な金庫を持っていたので、

金、銀、財宝の預かりサービスを始めました。


例えば、
金100gをゴールドスミスに持っていけば

金100gの預かり証を
発行してもらえるという事です。

また、
この預かり証をゴールドスミスに持っていけば

いつでも金100gと交換してくれるわけです。


しかしある時、
ゴールドスミスは不思議な事に気がつきます。

人々の交換手段としてゴールドスミスから
発行された預かり証が使われていたのです。


これは考えてみれば
特に変わった事ではありません。



例えば、
金100g分のお肉を買うときに、

わざわざ金100gの預かり証を
ゴールドスミスに持って行き

金100gと交換してもらい
その金100gで払う人は少ないと思います。


「この預かり証をゴールドスミスに持っていけば
 いつでも金100gと交換してもらえるから!」

と言って、
預かり証で支払いができてしまうからです。




なんとこれが”お金の起源”と言われています。



次回以降では、


お金の正体についてお話したいと思います。