愛って
愛って、曖昧?
愛って、与えるものなの。
愛って、甘い?
愛ってね、ショートケーキだよ。
くだらないことばかり考えていると、くだらない人間になってしまいそうで、賢いふりをしたりする。
くだらない。
そんな風にしか生きられない私は、どうしようもないほどにくだらない。
綺麗なものばかりを見ようとして、綺麗ではいられなくなった人間を、山ほど目にしてきた。
私のことを綺麗だと口にしたあの子も、あの人も、いつか本当に綺麗なものを目にしたとき、どんな表情をするのだろうか。何を思うのだろうか。
週末、母と父とブルーベリー狩りに出かけた。「暑いね」って言いながら、日陰にあったテーブルで仲良くかき氷を食べた。母はミルクがたっぷりの甘い甘いイチゴのかき氷を頼んで、私は一番人気のブルーベリーとヨーグルトのかき氷を頼んだ。
一口目を父にあげた。
そしたら、母も一口目を父にあげていた。
思えば、昔からどんなときも私の隣にいてくれたのは、一口目をくれる人ばかりだった。
冷たい氷と甘いシロップを口の中で溶かしながら、そんなことを思った。
書きかけの日記を開いて、読み返して、また書こうと思ったけれど、やめた。
感情の上書きをしたくなくて、やめた。
私にはまだ、愛は語れない。
そんな気がする。
先日、メールをくれた7名の方々、ありがとう。
あなたの日常に触れられて、嬉しいです。
あなたの言葉が、私の、私の文章の養分です。
それでは、また。
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