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「あなた、もう終わってますよ」

今年の婦人科検診でオプションの血液検査をつけてみた。
ここ数か月、生理が2か月間隔になり、依然と比べかなり楽になってきた。
血液検査で女性ホルモン値がわかり、閉経の頃が分かると知り、ちょっと興味があった。

数年前までは、大量出血・常に貧血で、会社にも着替えのパンツを持って行っていたほど。急にきてしまった時は、セブンイレブンまで走りLサイズのピンクのパンツを購入していた。現在もその時買ったパンツが3枚タンスの中にある。

婦人科検診の結果、子宮頸がん・体がん問題なし。

私は32歳で子宮頸がん0期と診断され、円錐切除をしている。
早期発見だったので、子宮摘出までにはならなかった。
私の母は、40歳で子宮体癌で摘出しているため、婦人系については、すこしでも変だと感じた場合は、すぐに病院へ行くようにしている。

ホッとしているところに先生(60歳くらい。色が白くてかわいい。)が、
血液検査の数値を見ながら言った。

「あなた、もう閉経してるわよ」

「えっ? でも先週生理ありましたよ。だらだら続いて憂うつでしたけど」
「あ~、最後の生理だったかもね。」

ガ~ン!!
 ↑
これは、閉経と言われたことに対するショックではない。


長年寄り添った生理の最後を もっと愛おしく感じてあげればよかったと思ったのだ。

最後だとわかっていれば、出てくる出血にも感謝。がんばってくれた。ありがとう。苦しいこと辛いこと憎らしいことあったけど、すべていい思い出だ。私の子宮、本当にありがとうございました!
と、締めくくりたかったのだ。

いや、あくまで数値は数値で、また来る可能性もあるかもしれない。

もし、いらっしゃってくれたら、お腹をなでながら労いの言葉をかけよう。
最後の生理を楽しもう♪

閉経に関しては、マイナスなイメージは持っていない。「もう女じゃないの?」など、これっぽちも思わない。ずっと女性ですよねっ。

でも、女性ホルモン減少現象は自覚している。
うっすら、ひげが生えてきている・・・
おばあちゃんがそうだったみたいに。




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