SNSがあってよかったなと思った話

SNS、好きですか?

私が中学生の時にはホームページを作るのが流行っていたし、高校生の頃はみんなmixiを使っていた。大学生になったらブログをしたり、インスタやTwitterが出てきた。まさに、SNSと共に育った世代と言えるんじゃないかと思う。多分、今の若い子達はもっと最初から、息をするみたいにSNSをしてるんじゃないかと思うし、逆に少し上の世代はSNSに抵抗がある人も多かったりするイメージがある。

で、何かと色々言われているSNS。

個人的な意見ではあるが、あってよかったか?と言われれば、間違いなくYES。

一時期はインスタばかりみていたが、最近つまらなくなってTwitterを見る時間が増えた。で、Twitterをしていなかったら知らなかったであろう視点が多いなぁと感じることがとても多いのである。

例えば、今年に入ってから数々の広告が炎上しているけれども、きっと今までの自分だったらそんなに気に留めてなかったと思う。

でもTwitterを見ると、いろんな意見があって、いろんな人が怒っている。こんな世の中は変えなきゃいけないし、変えていきたいと思っている。純粋にそうか、こんな視点があるのかと思ったり、こんな意見があるのかと感じることもできる。まずなによりも個人が声を上げやすくなったのはとてもいい事だと思う。今までは女性軽視みたいな広告があっても、それで不快な思いをする人がいても、こんなふうに広まることってなかった、それってなんて怖いことだろうと思った。

あとは純粋に自分の知らなかった情報を得ることができる点が便利である。目の不自由な方が、杖を上に上げていたら困っているサインだとか、そんなこともSNSで拡散されていなかったら知らないままだったかもしれない。

SNSって悪い点が取り上げられることが多い気がする。でも私はSNSがなかったら、こんなふうに自分と異なる視点を持った、生活上では接点のない人たちの意見を熱心に読むことはなかったと断言できる。そして、そこから学ぶことは決して少なくない。

これってちょっとした読書体験に似ているかもしれない。小説を読むたびにその主人公になった気持ちになり、世界が変わって見える。そんな感覚。

そして、今の時代に生まれてよかったなと感じる。

だって多くの人が、自分の意見を発信することができる。今の世の中をもっと良くしたいと願っている。そしてそう願っているのは、自分だけじゃないと教えてくれる。だから私はこれからも、色々な意見をみてみたい。自分だけでは得ることのできない視点から見た話を知りたいと思う。

SNSがある時代に、人々が声をあげることができる時代に、生まれてよかった。これからもずっとそんな時代が続いて欲しいと願ってやまない。



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