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しっかりと相手の気持ちを考えるようになった

「子育て」というよりも、日々私が子どもに育てられているなーと感じる。

私は一人っ子で両親から蝶よ花よと育てられてきた。
そのおかげか否か、なかなかわがままで自己中心的な考えを持つ人間である。

そんな私も、子どもを授かることができた。出産前は、子どものまま大人になった人間が子育てなんかできるのだろうかと、不安しかなかった。
いざ子育てが始まると、いままであんまり考えたことのなかった「相手の気持ち」をちゃんと意識するようになった。

「どうして泣いているの?」
「なんで機嫌が悪いの?」
「なぜ寄り道に道草ばかりで全然進んでくれないの?」
「はやく家を出ないといけないのに、なぜ準備を嫌がるの?」

最初は、私がこうしたいのに子どもが全然いうこときいてくれない!
なんて考えてしまうときもあった。
これこそ自己中心極まりなかったなと反省している。

子どもがその行動をするには必ず理由があるのだと考えるようにしたら「なぜ?」とワンクッションおいて考えられるようになった。

例えば、母はスーパーへ行きたいのに子どもが違う道いくって言い張るとき。
子どもは別にスーパー行きたいわけじゃないし、なんなら母がスーパーへ行きたいだなんてそもそも知らないかもしれない。

子どもが「あっちいく!」というときは、何か気になるものがあるから主張しているんだと思う。
息子の場合は、毎回駅のある方へ行きたがっていた。
電車が好きで、駅へいって電車を見たいから。
でも、その道中も他に気になるものがあると、どんどん違う道を進んでいった。

最近は「保育園やだ!おうちにいる!」ということが増えた。
私としては「保育園いってくれないとママお仕事できないよ!」と思ってしまうんだけど、別に保育園が嫌なのではなく今している遊びを続けたいだけなんだなと。

まだうまく誘導する方法が確立できていないのだけど、毎日あの手この手で「いく!」となるように説得している。

「ばあばが買ってくれたかっこいいお洋服着て先生に見せにいこうよ!」
「ぬいぐるみが一緒にお外いきたいって言ってるから、いかない?」
「ベビーカー乗ってママとお話しながらいこうよ!」←ベビーカーが好きなので、これが勝率高い。けど本音は自転車でいきたい笑

常に子どもの気持ちを第一に考えているが、ついついカチンときて感情的になってしまう場面もある。
その度に、こんな小さな子に怒ってなんて情けないんだろうって思ってしまう。

今年は、感情がぐあーーーってなったら、言葉に出すよりも先に抱きしめちゃうようにしていきたい。

#子どもに教えられたこと

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