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郵便配達が土曜休みに

こんにちは。SSKC会計グループの岩田です。

最近、鍋でお米を炊き始めました。炊飯器のお釜の底が剝がれてしまったので、この機会に炊飯器ではなく鍋で挑戦してみようと思ったからです😅意外と簡単に炊けるのでびっくりしました。

さて、今回は郵便配達が土曜休みになるというニュースを聞いたので、それに関するお話です。

郵便法改正

2020年12月に「「郵便法及び民間事業者による信書の送達に関する法律の一部を改正する法律(令和2年法律第70号)」(以下、郵便法改正)が公布されたそうです。

それに伴い、郵便局がサービスを見直すとのこと。詳細は、『郵便法改正に伴うサービスの見直し』をご覧ください!

この中で気になった点を抜粋します。

1 土曜日の配達休止
2021 年 10 月 2 日(土)から、普通扱いとする郵便物およびゆうメールの土曜日配達を休止します。
※ 特定記録とするものを含みます。

2 お届け日数の繰り下げ
2021 年 10 月から、普通扱いとする郵便物およびゆうメールのお届け日数を、1 日程度段階的に繰り下げます。

『郵便法改正に伴うサービスの見直し』

郵便改正

なんと!約2か月後には土曜日は配達休止になってしまうのですね。さらに、段階的ではあるがお届け日数が1日繰り下げられると。

つまり、お届け日が遅くなるってことですよね。

うーん、プライベートではあまり郵便を使わないので影響は少なそうですけど、企業目線だと少々問題があるのではないですか?

請求書が間に合わない問題

企業目線で何が問題かというと、皆さん請求書ってどのようにして送付していますか?「ポストに投函してるよ」という方がまだ多いのではないでしょうか。

今までであれば「来週頭に請求書下さい」と言われた場合、ギリギリ金曜日に作成が間に合ってポスト投函すれば土曜日もしくは月曜日には届けることが出来ました。

しかし、2021年10月以降は土曜配達が休止になるため、金曜日に投函しても早くて月曜日、もしくは火曜日に届くことになります。差出締め切り時刻に間に合わなかった場合は、最悪火曜、水曜に届くことになります。

また、2022年1月以降は全曜日で1日繰り下げられることになるので、翌日配達が叶わなくなります。これも結構辛いですよね...。

締め切りに間に合うように提出するには、今までよりも早めに請求書を作成し終えないといけない、ということになります😱

電子化しよう!

郵便法改正でこのような問題が発生する可能性がある訳ですが、全く影響がない場合もあります。

それは・・・電子化されている請求書 です!!

当然ですよね。ポスト投函しなくて済むので、今回の郵便法改正の影響は受けないのです。電子化されていれば即送付可能ですからね。素晴らしい。

ついでに郵便法改正の背景について調べましたけど、今回の改正は郵便配達日数の話に限らず、郵便事業全般を問題としているみたいですね。経営改善をどのように図っていくか、を議論されていました。

政府を挙げてデジタル化に取り組んでいる中で、やはり郵便事業は郵便物数が減少したり、低金利が長期化したり、大変経営環境というのが厳しい中で、これを乗り越えるためには、新たなビジネスモデルというのを構築していかなくてはなりません。

第203回国会総務委員会第3号(令和2年11月19日木曜日)
※太字は記事作成者によるものです

デジタル化を推進している現状を鑑みると、郵便事業の見直しをしないといけないね、ということみたいです。

世の流れはデジタル化しているため、郵便物が減少しているとのこと。その流れに沿って配達日数の見直しが入ったということですね。

もし電子化はまだという方がいましたら、インフラである郵便事業もデジタル化に合わせて動き始めているので、この機会に電子化を検討してみるのはいかがでしょうか?

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