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PoA(老化速度)は、あなたの行動ひとつでコントロールできる

PoA(Pace of Aging)とは、なんでしょうか。

これは、生物学的年齢(biological age)が進む速度のことです。

生物学的年齢は何を指すかというと、生体を構成する細胞や組織の機能によって決まる年齢でしたよね。*参考:自己紹介記事

私たちは、誰かに年齢を尋ねられたとき、たいてい誕生日から計算した(誕生してから経過した時間で決まる)「暦年齢」を伝えてきましたよね。暦年齢は、英語でchronological ageといいます。

生物学的年齢と暦年齢は別物なのです。

これが、同窓会で7年ぶりに再会した同級生との見た目の若さが違うカギです。

そして、PoAはいわゆる老化時計(Aging Clock*)で測定することが可能です。*Aging Clockについては、今後たっぷり紹介していこうと思います。

なぜ、PoAが重要なのか?

とてもシンプルに説明します。

あなたの暦年齢が、38歳だとしましょう。

「もうすぐアラフォーか…結婚がゴールじゃないけれど、ワタシどうしようか。仕事も楽しくなってきたけど、ここから先、どうして生きていこうかな。もう若くないしな…。」

なーんて、モヤモヤした感情を抱えながら
岐路に立っているかもしれません。

でも、そんなあなたは検査を通じて、生物学的年齢が29歳だと知りました!

生物学的な年齢では、まだ20代な元気な状態。
まだまだ、これから新しい挑戦ができると勇気づけられました。

でも、忘れてはいけないことがあります。
「生物学的年齢は、現在のあなたのDNAの状態」であることです。

つまり、老化するスピードは、あなたの生活習慣や環境によって速くもなるし、遅くもなります。つまり、あなたの意識と行動で変動するわけです。

「若くてラッキー!」な状態を続けさせることが大切なのです。

1年に1歳未満、歳を重ねる人が有利


左がSさん、右がMさんのPoA(老化速度)

このイラストを見てもらえれば、シンプルに整理できると思います。
「1年に1歳」老化する人と0.5歳しか老化しない人のPoAの比較です。

左のSさん(仮)は、1年に1歳、生物学的年齢の歳をとりました。
つまり、3年間で3歳老化したことになります。
これは、普段使っている暦年齢と同じように歳を重ねている人ですよね。

でも、生物学的年齢の場合、生活習慣や環境によって大きく変わることを先ほど伝えました。

つまり、老化するスピード(PoA)は、変えられるのです。

例えば、右のMさん(仮)は仕事がどんなに忙しくても、週2回ほど15分のウォーキングや筋トレをしたり、暴飲暴食を避けて日々の生活に気を使っていました。

そんなMさんは3年間、平均で0.5歳しか歳をとらなかったとしたら…

3×0.5歳=1.5歳 

Sさんは、3年間で3歳の老化
Mさんは、3年間で1.5歳の老化

つまり、MさんはSさんより1.5歳ほど若いことになります。

この累積が、見た目年齢の差になってきます。

だんだん老化のメカニズムについて、面白くなってきませんか。
いよいよ、海外のエイジングクロックについて話したいと思います。

ssiow


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