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飲食店経営 事業を成功させるたった一つの考え方

こんにちは
ヒザシ夫婦です。

先日、私たちの住むエリアで震度6弱の大きな地震がありました。

南海トラフも話題になる中、さらに大きな地震がいつ来てもいいように備えは必要ですね。

ところで、このような地震があった直後に、いつも悲しいニュースを耳にします。

それは『買い占め行動』です。

水や食料、さらには、赤ちゃんの粉ミルクなど
一人でたくさんの食材を買い占める人が多く出現し、
地震当日の夕方にはスーパーにあるそれらの商品が、品薄になってしまったようです。

このニュースを聞いた時、強く思うことがあります。

それは、
『みんなが大変な時に、どれだけ思いやりを持って対応できるかどうか』
ということです。

自分が買い占めをすることで誰かが困るのではないか?
手に取った商品を、今買わなくても自分は大丈夫じゃないか?
赤ちゃんがいるのは私だけでなくて、他にも困っている人がいるのではないか?

このように、他人のことを想って、
自分が最低限必要な分だけを購入することがとても大切だと考えています。

特に経営者になってから、
より強く他人のことを想う気持ちが重要であると認識するようになりました。

なぜなら、お店を経営していると規模の大小はありますが、同じようなシーンに頻繁に出くわするからです。

例えば、
利益を最優先して中途半端な料理を提供したり、
食材を仕入れる時に安く買い叩いて、自分だけ利益を得ようとしたり
お盆で荷物の往来が忙しくなるなか、運送業者を自分の都合で急かしたり

自分(お店)だけが得をして、誰かに迷惑をかけてしまうようなことを
気づかなないうちにやってしまいがちです。

なので常日頃から、これから私が行うことは
『他人に対して思いやりがあるか?』
『自分だけが利益をようとしていないか?』
このように、自分自身に問いかけることが多々あります。

でも、
自分だけが得をしたらいけないの?
開業したら思いやりも大切だけど、まずは稼がないといけないんじゃないの?

そう思っている方もいるかもしれません。

しかし、利益を得たいならば、尚更、他人を『思いやる気持ちが』がとっても大切なんです。

というのも、先日、稲盛和夫さんの「心」と言う本を拝読しました。
その中には、
『他人を利することで成長することができる』
『何かを売るときは、動機が自分本位ではなく、他人や周りにとって善良なことでなくてはならない』
という内容が書かれていました。

要は、自分だけが利益を得る気持ちで商売をするのではなく、
他人を思いやり、win-winでなくてはならない

ということだと私は解釈しました。

実は私たちもこのような気持ちに変えてから、事業が好転し始めたので、
やってきたことは間違えていなかったんだと確信を持つことができたのです。

というのも、他の記事で書いたように、私たちは開業して半年で廃業の危機を味わうことになりました。

そのときは、
「過去の仕事が嫌でジェラート屋をやりたい」
「自分たちが好きなジェラートを周りの人に食べてもらいたい」
と言うような自分本位の気持ちでお店を経営していました。

しかし、現在は、
「ジェラートを通して本気でこだわる農家さんを応援したい」
「母親、妻、仕事などを頑張っている女性の役割をジェラートを食べているときだけでも解放してあげたい」
このような気持ちで営んでいます。

この気持ちを持ち続けて経営していると、
いつの間にか利益は上昇し、
素敵なお客さんだけが来店してくれて、
たくさんの人が応援してくれて、
取引業者さんとの関係も良好になって素敵な情報をいただいて、
いいことがたくさん舞い込んでくるようになりました。

話を戻しますが
『人を思いやる』という気持ちで事業をしていたら、
何かあったときに必ず誰かが手を差し伸べてくれます。

それを何度も経験しているうちにピンチになった時も他人を蹴落としてまで、何かを得たいなどといういう気持ちは到底起きなくなるのです。

これからお店を開業される方は、ぜひお客さんだけではなく、取引する業者さんや配送業者さんなど、
関わる人、みんなに『思いやりのあるお店』を作りあげていってほしいと願っています。

そうすることで、いつの間にか利益が増えて、そして、自分が幸せになっていることに気がつくはずです。

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