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転職フラグ、未だに立ちっぱなし

現在育休中なのだが、復職したいという気が正直かなり遠のいてしまう出来事があった。 来年の3月から働きはじめることは決まってるけど、復職じゃなくて、転職したいと強く思った。 というのも、今いる会社で私のポジションと同じ条件の求人が出たからだ。

これからお話しすることは自分の立場の弱さをさらすようで記事にするかどうか迷ったが、これは新天地を本気で探すチャンスだと思い、思ったことを書いてみたいと思う。

転職を本気で決意したきっかけ

韓国には自分のオンライン履歴書を登録して就職活動ができるサイトがある。 そこに学歴や職務経歴などの情報を入力することで、履歴書ができるという仕組みだ。この履歴書を使って求人に応募したり、逆に人事担当者やヘッドハンターの方からオファーをもらったりという使い方ができる。

そこに出ていたのが、うちの会社の求人情報だった。 それを見て、すぐに気づいた。

ああ、3号が辞めるんだな、と。

3号というのは昨年冬にわたしの業務を引き継いでくれた後任の社員だ。

なぜ3号かというと、話すとちょっと長くなる。 昨年冬、産休に入るわたしの後任として全部で3人の候補がいたのだけど、 1号には出社日当日になって連絡もなくすっぽかされ、2号には入社直前で向こうから内定を辞退された。 引き継ぎなしも覚悟で引き継ぎ資料の準備をしてたところにやってきたのが3号だったのだ。

3号が辞めるのは別にいい。
彼女にも新しい道を選ぶ権利はあるし、むしろそれは積極的に応援したい。 (ちなみに辞めるかどうかを本人に直接確認したわけではない)

ここはもう、わたしの居場所ではない

もちろん彼女が辞めることにも多少は驚いたが、ショックだった理由は別にあった。

その求人情報をよくよく読んでみると、募集しているのは新卒レベル(平社員クラス)。 つまり人事は日本事業のメイン担当者に新入社員クラスをあてがおうとしていたのだった。

かといって新卒を育てるような環境はここにはない。ついこないだまで学生だった新卒の教育なんてのは資金、人材、時間に余裕のある大企業のやることだ。 生き延びるのに精一杯の中小企業にそんな余裕は存在しない。

3号が来たときもそうだった。自分よりも職級が低い人を採用したのを見てからあれ?と思ってたけど、今回の募集でその思いは決定的になった。

会社的には日本語ができれば誰でもいいらしい。しかしそれで失敗してきた企業をたくさん見てきた。

今思えば、わたしが産休に入ってからというもの、プロモーションもやらなくなったし、目立って何かを作ったふうがなかった。これはとても心配だった。 でも今回の募集を見て悟った。 ああ、この会社は日本事業に資金を投じる気がないのだな、と。 ということは、ここはわたしの居場所ではなくなったのだ。

わたしを必要としてくれているところで働きたい

以前のnote(韓国で働くなら円高の今をねらえ!)でも書いたが、これから円高の風が吹き、韓国企業の日本事業は大きな収入源となると強く信じている。 なのにこの会社ときたら、日本事業のリソースに投資をしていない。

参考: 韓国で働くなら円高の今をねらえ!|セム

わたしが産休で休むとなった時から会社の資金繰りが厳しいことは知っていたが、日本事業に携わる人間の職級をどんどん下げているということは、事業の社内における優先順位が下がっていることを意味する。

それに加え、これまで一緒に働いていたアメリカ系韓国人の同僚が数ヶ月前に転職していたことも大きかった。 今のチームは海外事業を担当するネイティブ社員がいなくなった状態なのだ。 海外事業の4割を日本事業が占めているにも関わらず、この扱いはなんなんだろうか。 そういった理由から、この会社にはビジョンがない、と判断した。

わたしはわたしを必要としてくれるところで働きたい。 日本事業への優先順位が低い場所に留まって肩身の狭い思いをしながら働く理由はどこにもない。 なのでわたしは本気で転職することに決めた。

代案を持つ人間は強い

前回の転職活動は向こうから声をかけてきたから、というのもあってどこか本気になれてないところがあった。 しかし、これではだめだ。今度こそ本気で、年俸交渉もより戦略的にいかねばならない。

こんな状況ではあるが、 ありがたいことに法律に守られているおかげで戻る場所はある。最悪戻ればいいし、会社はそれを拒否できない。

わたしには代案がある。 3月までに転職、ダメだったら復職。 どちらにしても失うものはない。収入も途切れない。

退路があると本気になれないからダメだという人もいるが、わたしはそうは思わない。 代案を持っている人間は強い。これに関しては近いうちに別記事を書きたいと思っているところだ。

まとめ

というわけでこれもいい機会だと思って本気で転職に向けて動く決意が固まった。 そのためには今から準備せねばということでまずはオンライン就活サイトに登録してある履歴書のアップデートから始める予定である。

転職活動のことはまたこちらにもアップしていく予定です。 春からは違うところに通ってるかもしれません(笑) それでは結果をお楽しみに!

読んでくれてありが豆m(_ _)m よりよいコンテンツ作りを目指していきます。