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韓国で働くなら円高の今をねらえ!

最近円高傾向が強まっている。韓国旅行を計画している人はとっても嬉しい時期だろう。一方で同じ韓国に住んでいる方でも留学生のように日本円ベースで生活している方はよし今だ!と両替に行くだろうし、韓国で働いているなどウォンベースで生活している方にとっては「次の一時帰国の費用どうしよう…」だったり、自分のお金が目減りすることに焦っているかもしれない。

幸い我が家は円高ウハウハである。ウォンベースで暮らしてはいるが、稼ぎ口が広がる時期だからだ。

というわけで今回は円高と韓国で働くをテーマに話をしていきたいと思う。円高になると何が起こるのか、そしてどういうチャンスが巡ってくるのか。これからの転職活動に活かしてもらえれば幸いだ。

今、何が起こっているのか

円の価値が上がる分、相対的にウォンの価値が落ちている。トルコのことはもちろん、アメリカや中国の影響、そして輸出依存度の高い韓国が国内経済回復のためにウォン安に動こうとするなど、世界各地で日々パワーゲームが繰り広げられている。こうしたことからこれから日本がいろいろ頑張っても円高傾向は避けられない状況になってきた。

円高になるとどうなるの?

本題に入る前に、ここでレートと販売価格の関係について簡単におさらいしておこう。よくわかってない人も多いと思う。大丈夫、これをちゃんと理解するのにわたしも十年という時間を要した。

1000円のモノが売れたと仮定しよう。
レートは下記の通りとする。
2018年6月07日 973.61(円安傾向)
2018年8月13日 1029.24(円高傾向)

円安の日に両替 1000円=973ウォン
円高の日に両替 1000円=1029ウォン
差額 56ウォン

あらビックリ、何もしなくても56ウォンが生まれた。(5.6%アップ)
1000円だと小さく感じるかもしれないが、元金が1億、2億になってくると数%も無視できない金額になる。

円安の日、円高の日、どちらも1000円を稼いだことには変わりない。しかし、両替したタイミングによって、手に入るウォンの額が変わる。つまり韓国企業にとっては韓国ウォンを稼ぐより外貨を稼いだ方が効率がよくなるのだ。つまりこの場合で言えば、日本円での収益を得たいと思うようになるのである。

※簡単に説明するため、移動や物流コストなど、経費は無視している。円高になると経費は上がる。

これから何が起こるのか

これは韓国企業の日本事業への関心が高まることを意味する。韓国で働く日本人にはチャンスだ。

なぜなら、
収益性が高い事業として社内での注目度が上がる

日本事業を本格化させるために、日本語ができて日本文化がわかる人を雇おう!という発想になる

円高になると日本向けの仕事が増える

という流れが来るからだ。
これはビッグチャンスだと思いませんか?

韓国の会社で日本人に求められている役割

日本人社員のニーズが上がることはご理解いただけたと思う。では、日本人にはどんな役割が求められているのだろうか。

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