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事業創造デザインプログラム Basic in新潟 開催レポート

こんにちは!SSDCデザイナーの平山です。

この記事では、2024年5月16日に新潟県の開志専門職大学で開催された
事業創造デザインプログラム Basic in新潟」のレポートをお伝えします。

はじめに

一般社団法人 社会システムデザインセンター(SSDC)は、後援の新潟県、開志専門職大学様との連携により、「事業創造デザインプログラム Basic in新潟」を開催いたしました。

↓事業創造デザインプログラムについて


Basic プログラム概要

事業創造デザインプログラム Basic in新潟」は、社会や地域の課題解決をテーマに、事業創造の基本的流れ、フレームワーク、思考法を体験しながら学ぶプログラムです。

新潟県にゆかりのある社会人・学生と、社会や地域の課題を起点に新たなビジネスを発想しました!
3名の参加者の皆さまと、事業アイデアを創出するためにデザイン思考やジョブ理論などの手法を活用し、ユーザーが抱える課題の本質に迫っていきます。

プログラムの開催場所は、JR新潟駅からほど近い、「開志専門職大学」にて開催いたしました。開志専門職大学は、ビジネス、起業、IoT、データサイエンス、アニメ、マンガの専門知識を提供する大学で、2020年4月に開学し、実践的な教育を重視したカリキュラムが多いのが特徴の大学です。


開志専門職大学にて開催いたしました!


まず初めに、今回、ご後援をいただいた新潟県より、新潟県 産業労働部 創業・イノベーション推進課の鈴木様開志専門職大学 社会連携推進部の淡路様にご挨拶をいただきスタート。
新潟県のこれからのビジョン、本プログラム開催に対しての想いをお話いただきました!

新潟県 産業労働部 創業・イノベーション推進課 鈴木様
開志専門職大学 社会連携推進部 淡路様

ワークショップの内容

<ワークショップのアジェンダ>
1.事業創造の概要を理解する
2.デザイン思考のプロセスを概観する
3.解くべき問題を発散・収束する
4.ペルソナ・CustomerJourneyMapで課題当事者にフォーカスする
5.ジョブの視点で課題定義する
6.ソリューションアイデアを発想する/選定する
7. ソリューションアイデアを具体化する/発表する
8.振り返り/クロージング

プログラム前半:「困りごと」を選定する、深堀する


▼まずは、【困りごと】を洗い出す
自分が普段の生活で感じている「困りごと」や、 身の回りにある「困りごと」を見つけていきます。

「誰が」、「いつ」、「どんなときや場所」で困りごとを感じているか、困りごとリストを使いながら、洗い出していきます。

ワークの際には、「発散」と「収束」を意識的に使い分ける重要性をお伝えさせていただきました。

困りごとリストを使ってたくさん困りごとを発散していきます。

▼ペルソナを立てて、課題の状況を可視化
考えた困りごとは、「どのような状況」で、「どのような行動」をしてる時に感じるのか?をペルソナCustomerJourneyMapを使って可視化していきます!

ワークでは、リアルな課題や感情が出てきて、 解くべき課題が明確になってきました。

ペルソナCustomer Journey Mapを使って課題を深掘りしていきます。

▼ジョブ理論で課題定義をする
「人はなぜ、商品やサービスを買うのか?」シンプルな問いですが、参加者の皆さんも興味津々。

普段の自分の購買行動を思い出しながら、 不を感じている人はどんな欲求を抱いているのかを分析していきます!

ユーザーの本当の欲求を見つけるには、機能的な側面だけではなく、感情的、社会的な側面もしっかりと捉える必要があります。それをジョブ理論をもとにお伝えしました。

人の購買行動を紐解きながら課題を定義していきます

プログラム後半:ソリューションアイデアを発想し、コンセプトシートに落とし込む

▼ソリューションアイデアを考える
ここまで深堀をしてきた課題に対して、どのようなソリューションが対策として考えられるかを発想していきます!
ソリューションの価値やアイデアはどうやって作っていくのか?を考えながら、課題を解決するアイデアを発散していきます。

課題を解決するアイデアはどんなものがあるか?を洗い出していきました。

▼ソリューションコンセプトシートに落とし込む
ここまで、課題を深掘り、課題を定義して、その課題に対してどのような対策が考えられるか?までをワークを通して考えてきました。

最後のワークでは、ソリューションのコンセプトを考えて、「誰の」「どのような課題を」「どのように解決するか」をまとめていきます!
課題解決のアイデアをソリューションコンセプトシートにまとめ、ひとりひとりの発表に対して全体でフィードバック。
参加者皆さまのリアルな困りごとに対して、様々なアイデアが生まれてきました。

最後は、自分が考えたアイデアを全体に発表しました!

プレゼン後、互いの気づきや今後に活かせそうなことをシェアし、次につながるアクションを考えてプログラムは終了!

プログラム参加者の声

今回の「事業創造デザインプログラムBasic in新潟」は、社会人の方をはじめ、学生の方、幅広い属性の方に受講いただきました。
事後アンケートでは、以下のようなコメントをいただきました。
参加されたみなさん、ありがとうございました!!

学びや気づきの活用可能性
・事業化に至るまでの過程で役立つと感じた。
・今のサービスの魅力をより、詳細にプレゼンするために活用できると感じた。

ワークショップの感想
・今の自分の取り組みを広げるにあたり、1人では手詰まりがありましたが、別の角度からの発想のしかたを学ぶことができて勉強になりました。
・日常の課題解決にも活かせそうと感じた。

重ねて、今回の場を提供してくださった開志専門職大学 社会連携推進部の淡路様、プログラムに同席いただいた産業労働部 創業・イノベーション推進課 鈴木様、本当にありがとうございました!

最後に参加者の皆さまと記念撮影

SSDCの活動~事業創造デザインプログラム~


SSDCでは、AIをはじめとするテクノロジーを活用し、地域や社会の課題解決に繋がる事業を創りだすことを目的として「事業創造デザインプログラム」を運営しています。
2024年5月~7月にかけて、開港5都市(神戸・横浜・長崎・新潟・函館)にて「事業創造デザインプログラムBasic」を開催しております!


SSDCについて

SSDCは「人と社会の幸せな未来のために」を理念に、社会課題解決や夢の実現のための事業創出を目指して2019年に設立された一般社団法人です。


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