【何だかんだ】二年と七か月経過
🐈⬛退院した日の夜、久々の地震速報のアラーム後…すぐさま揺れが来て、猫たちもビクビク… 心臓をバクバクさせながら主様にも連絡すると、すぐに返ってきてホッと一息。夜の地震は怖いな…色々考えて眠れなくなる。ずっと囲まれた生活（入院）だったから、我慢出来ずお庭散歩を。伸び盛りの緑達が美しい 。贅沢言わないから、この小さな幸せが壊れませんように。
退院明け、職場に向かうと…机の上がてんこ盛り。「色々と埋もれてます！ 」と、その様子を主様に伝えると 「俺も埋もれてた…」とまた可愛い事を言うので、その積み上げられた書類の山から、主様がひょっこり顔を出したら 食べてしまうかもしれない…という謎の妄想に包まれ、ニマニマ。
山盛りだったお仕事も コツコツと地味にやっつけ、何とか来週からは通常運転かな…と、パタパタしていたら、今度は主様が体調不良。心配は勿論なんだけど、一緒にシーソーに乗ってるみたい。ぎっこんばったんと斜めにお互いが上下しながら体調は好不調を繰り返す。そこは、何とか平均を保ってはくれないだろうか…。頭や身体が痛い…と悲痛な様子。その痛みを片っ端から取り除いてあげたいのに…何も出来ない不甲斐なさ。毎度の事ながら 切ない。でも「痛い～」と呻く姿を 想像すると恐ろしく可愛くて…よしよし！ぎゅぅぅぅ～っと、抱きしめたくなる。こんな時に不謹慎でごめんね。
🐈⬛そんな中、主様とも二年七ヶ月が経過した。「何だかんだで早いなぁ」と言う主様。本当に…色々と早すぎる。今思うと、自分で勝手に考えすぎたりして病んだりを繰り返していたのは、初めの一年半くらいまでだった気がする。そこまでに色々とお互いにぶつかり、本音で何でも話せるようになったからだろう。初めは、段々と連絡回数が減ったりだとか、逢える回数についてだとか、分からない事だらけだったから。
勿論、今でも分からない事は沢山ある。だけど、疑問に思えばすぐに話し合える環境を整えているから「不安」になる事がなくなった。常に「不安と幸せ」は背中合わせだとも思っているけれど、以前のような危うさは格段に減った。そう思えるのは、やっぱり今の二人が築いてきた結果だと思う。だから、そう思わせてくれるようなブレない主様には本当に感謝しかない。
🐈⬛最近、色々と難儀が重なり…糖質制限をするも上手くいかず、リバウンド気味。普段 自覚もないと思っていた日常のストレスが、一気に溢れ出た様な …自己嫌悪感が更に追い打ちをかけてくる。このどうしようもない悪循環を早く断ち切りたいのに。とりあえず主様の不調が、なぞなぞを出してくれるまでに 回復したので 良しとしよう。それにしても、普通の会話に織り交ぜてくる”なぞなぞ”は、なぞなぞだと気付くのが難しいよ。
早くも四月の終わりが近い。予期せぬ出来事は起こる前提。それでも乗り越える意思が大事だと思う。少しずつでも整えつつ、大好きなモノだけに囲まれ没頭して溢れながら、撒き散らしたい。そんな好循環、素敵ループを無限に作り出せる自分で在りたい。勿論、主様からの栄養素は不可欠。
仕事を午前中で終わらせ、午後から退院後のMRI検査。あの音とか風とか…苦手なんだよねぇ。とはいえ 致し方ない。はぁ…早く顔がみたいな。主様のスっとした鼻筋とか顎とか、すべすべなほっぺとか、きゅっとしたお尻とか 、細長い手足とか…想像するだけで暖かくなって幸せ。主様は時折、自撮り写真を送ってくれる時、大概難しい顔か眠そう、或いは眩しそうな顔をしてくる。まぁ、確かに自撮りで笑顔が送られてきても、こちらが恥ずかしくなるかもしれない。ただ、目の奥が優しい。基本的に優しいのだけど、恥ずかしがり屋さんなのもあって、どんな顔が送られてきても「きゅん」とする。彼のどこかの一部だけでも、それはそれは愛おしくて嬉しいものだ。
などと妄想しながらふわふわしていたのに、MRI検査のみのはずが 一気に次回の手術日程まで決定して、少し慄いている…。5月1日からのGWは、入院生活となる事が決まった。遮断される前に一度、主様に逢いたかったなぁ。手術云々よりも、主様に逢えない事が 悔しい。
🐈⬛また後日、入院手続きで病院へ向かう。今回は、予定が前もって分かっているので、閉じ込められる前に、したい事は全部やっつける！「入院中、主様が毎日 私に写真や声を届けてくれますように！！」とかいう勝手な祈りを 捧げておく事も忘れない。というかそれは、入院中に限らずが嬉しいけれども。でも、言訳として「入院だから！！」などと言うと届きやすいかなぁ？とか、可愛い事を考える自分が好きだ。
入院で頭がいっぱいで全く気付かなかったのだけれど…どうやら世間は早くもゴールデンなウィークへ突入？ 聞くと10連休！なんてところもあるらしい！お休みな人もお仕事な人も、今日という日が素敵な一日でありますように (私はお仕事です) ！と祈りながら、元気に働く！でも、働きすぎな主様は、ぎゅうっと抱きしめたい。頭と心を空っぽにして、穏やかに気持ちが沈めるように ずっと寄り添っていたい。
🐈⬛下界の生活も、残すところ2日間。早目に戻れる事を願いつつ、裏庭の畑にソフトボール大の実が1本に沢山出来るという、スイカの苗を植えてみる。それを主様にも報告すると「おお！いいなぁスイカ！」と返ってくる。「でも毎年ね、カラスとの攻防戦なんですよ！」と言うと「いや…カラスだけじゃなくてさ…狸や殺人猪みたいなのも来るかもな？」 と楽しそうに笑うから。もう、そのやり取りが幸せな一時。
四月も残り二日、時の移り変わりは本当に早いなぁ。お休み前の最後のお仕事日も頑張ろう。そして、私の入院と入れ替わりで、長期出張から娘ちゃんが帰ってくる。それはそれで助かるから嬉しい。とはいえ、早く愛しい貴方に逢いたい。ただ それだけなのにな。ブレずに真っ直ぐ 大好きな懐へと。
🐈⬛さていよいよまた入院の朝。今回は、前もって知らされているので ネイルもNG… とりあえず入院準備という事で、いつものカラーネイルはやめて透明感のみ出してみた。 "S"の文字はきっちり刻みつつ臨む。だって今まで左手薬指には貴方が散ら見えしてくれていたから…急に見られないなんて…寂しすぎるんだもん。何処かしらに貴方を感じていないとね、もうこの身体は禁断症状に陥りますから。
さぁ、今回の予定では会社がお休み期間に入る、5月1日に手術をして、最短で5月5日の退院を目指している。そして、回復の様子を見ながら職場にも復帰する…というもの。手術の詳細はまた次回、リアルに書きます。最短コースで帰れるのか？私！乞うご期待！！
🐈⬛be continued🐈⬛
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