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【囚われ続ける】私の日々

🐈‍⬛六月に入り、曇り空ながらも ぐんぐん暑くなりそうな予感の空模様。主様からの”こうしたい・ああしたい”・・・そういう言葉を貰えるのは、素直に嬉しい。 "私"を想定、或いは限定して、"私"に向けられた想いだから とっても嬉しい。これだけは唯一、私だけが独占出来る主様の感情であり、飾らない欲望が向けられる度に、私の悦びに値する。だからこそ、その欲求に全力で応えたくなる。

曇り空…かと思えば、朝からピカピカなお天気の日もある。緑が眩しく夏空みたい。そんなある日、多分…"おはよう"を 言いたかったんだと思うけど、主様の朝から言葉になっていない、呻きのようなメッセージを見て 吹き出して笑った幸せな朝。どんな顔してその単語を打っていたんだろうか?と、想像すると可笑しくて 愛おしすぎる。きっと寝起きで、眩しそうに眉根を寄せまだ目が半分潰れている状態ではないかと思い描いた。

そして、今月に入ってから、主様の忙しさが酷い。来月から、職場環境が変わるから致し方ないのかもしれないが…ちょっと、今までになく激しさを増しているようにも思えてとても心配している。いつもの事とはいえ、何も出来ないもどかしさばかりが募る。こんな時は本当に切ない。

🐈‍⬛呻きの文字まで愛おしい🐈‍⬛

🐈‍⬛目まぐるしい忙しさからなのか、主様が「あ~…ムラムラする~」と、久々に露わにしてきたので、「あらぁ、大変ね!」と、知らん顔して盛り盛りおっぱいの画像を送りつけてみたりする。「おおお!!そ、それはあかんやつや!」と、職場で開いて躊躇う姿を想像してみたり。どや顔のスタンプを送ってみたり。ちらちらと可愛らしい意地悪もしてみる。

そんな件から「早く中出ししたいなぁ…」と、言ってくる。実は、私には先日の手術で、もう排卵機能を備えた器官が身体には存在しない。かろうじて、子宮だけがとり残されたままになっている。と言っても、私の子孫を残すという役割は終えたし、順調に育ってくれているし、年齢的にも生殖機能はもう必要ないから、そんなに悲観してもいない。むしろ、長年共に過ごし悩まされてきた生理痛やPMSなどからも解放され、嬉しい事もあると思っている。勿論良いことばかりでもなく、今後はホルモンバランスの崩れから、”更年期障害”とやらも発症するかもしれないけれど。皮肉にも、念願の”中出し”は、叶えてあげられそうだ。

”中出し”というのは、男性の子孫を残したいとか、本質的な願望(欲望?)なのだろうと思っていた。けれど、これは女性側の本質にも”中出しされたい”という願望や欲求はあると思う。というか、私にはある。この人の遺伝子が欲しいとか、残したいとか…実現できるかどうかはまた別問題だけれども、自分の奥底の願望としては持ち併せている。それを踏まえての主様が「妊娠したらごめんね?」とまた私をくすぐってくる。「妊娠したら、私はS様そっくりの男の子を産んで、誰とも結婚とかさせずにスーパーマザコンに育てますから」と宣言すると…「なんじゃそら!」と笑う主様。

🐈‍⬛私だけのS様の遺伝子🐈‍⬛

🐈‍⬛想像するだけでわくわくしてしまう。現実にならないからこそ、笑っていられる。だけど、子育てが綺麗事だけではない事も勿論、経験してはいるけれど、愛おしい人が二人になるって…それだけで幸せな気分になった。「大好きな二人に挟まれてる所を想像して幸せなんですよ?」と言うと「お前は、本当に素直だなぁ」と優しく笑ってくれる。「でも、生まれたらS様に構えなくなりますね?」と言うと「・・・それは困る・・・」なんて、また嬉しい事も言ってくれるから好き。

今の主様の姿で、いきなり生まれてくれればいいのになぁ…もしくはクローン…などと妄想に耽っていると「俺は、二人もいたら時間が分散されるから嫌だなぁ…」と言う。「ん?自分の遺伝子なのに?…それって、自分が構って貰える時間が分散されるからって事?」と聞くと「そう!!」と、返って来て何やら、ほわほわしてしまった。そんなに、私に構って欲しいのか!!などとまた良いように解釈して、ニマニマが止まらない。勝手な妄想の話なのに、こんな事にもいちいち付き合って真剣に返事をしてくれる彼がやっぱり、大好きなのだ。そんな主様こそ、とっても素直に出来ていると思う。

朝起きて眠るまで、自分の中で離れて行かない存在があるっていう事が、安心。だけどその安心が、突然…不意に…思わぬ理由で 失くなってしまう事が、 不安。限ない心配だけど、考えずにはいられない。貴方を失う事が、どれ程に影を落とすのか、今は全く想像すらも出来ないのに。

🐈‍⬛素直な貴方が大好き🐈‍⬛

🐈‍⬛今年の父の日は、主役である父がいない。昨年末に倒れ、入院したまま家に居ない生活を送っていると、居た時の有り難さが 今になって身に染みる。 毎日の庭仕事、本当に大変だったんだな…。自分が代わってみて初めて知った。「唯一無二」の言葉がじわじわと浸透する。大事だと思える人に代わりなんていない。”この人”と決めた日からずっと、私も囚われ続けている。

誰にとっても大事な人はいる。どんな人であっても、その生を否定できない。ただ、そこに居てくれるだけでいい。「貴方」という指標が側にあるならば、きっと私は迷わない。愚痴も我儘も、我慢も、どうしようもない矛盾も、苛立ちや反省も、全てに於いて逡巡しながら自分の気持ちと向き合う。何もおかしくはない。それが、真剣に相対しているということ。誤魔化したり、見て見ぬ振りはもうやめよう。それでは何一つ進めなくなるだけ。忘れることすら出来ないのだから。

主様に逢いたいな…。毎日 言葉は交わすけど、その体温に触れたい・感じたい、という感覚は また別物。その思考が始まる前に、もう身体は疼いている。そんな事を思うある日・・・お仕事関連で 中型のプレジャーボートに 試乗する機会があった。ピカピカお天気だったので日焼け対策も万全に!青い空と青い海、先走って爽快な夏を少しだけ味わえた気分で嬉しい。主様とボートに揺られて、時間も気にせず、何処までものんびりと漂っていたいなぁ などと思った昼下がり。こんな風に思わせてくれる貴方に感謝しかない。

🐈‍⬛どんな時も”ありがとう”🐈‍⬛

🐈‍⬛そして、いよいよ梅雨入り。平年より全国的に今年は遅いようだけど。夜から本格的な雨が降りだしたある日、探し物をしながら、今までに描き綴った記憶たちをいくつか見返した。自分の感情の起伏、その時々で味わった数々の想い。それらが今も変わらず、いや その頃より遥かに深く。でも、良い意味で貴方に堕ちて来た事、その過去が今に繋がっているから。

最近は、界隈も平和で少し物足りなく感じてしまう事さえある。何かしら、ギラギラしているのがこの界隈…なイメージもあるし、モノ申したいと思うポストが無い訳でもないけれど、そこに労力を費やす事が本当にどうでもよくなってきているから、特に関わらないでいる。自分達が、どこの何に当て嵌まる、だからこうだ…とか、そういう類のジャンル分けにも、もう興味はないし、優しい相互さんからの有難い評価で自己肯定感を上げたいとも思わないから、自分が思う事だけを呟ければいいかなと思っている。

見せ方の上手い人は必ずいるし、見えている部分が全てだとは思えないし、否定はしないけど苦手な人やモノは大いにある。それらを敢えて避ける事もしないし、避けます!などと宣言する事もないけれど、見てはいますよ、とだけ言っておく。ただ、最近はTLが追い付かないのが現状…そして、もふもふやおいしい・可愛いモノ、筋トレ類で埋め尽くされてきているから。何をするにも、やっぱり自分が一番、生きやすい方法で過ごしたい。顔を歪めたまま、窮屈で居たくない。のんびり穏やかに主様の事だけで溢れていたい。

🐈‍⬛be continued🐈‍⬛

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