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【演技上達の鍵】 モーション 動きー自分か役か無意識かー

人は、行動や仕草を見て、相手の気持ちを察する。
内面の気持ちや状態の変化で、動いてしまう生き物でもある。

俳優が役を演じるときに気をつけることは、幾つもあります。
中でも《動き》は、とても重要な意味を持っています。

「演じている時、自分の動きに責任を持っているでしょうか?」

それは、
台本から全ての動きを想像し、整理し、計算して、その通りに動く。
と言うことではありません。

動きの動機となるものがどこから来ているのかを知っていて、
演じると言うことです。

動機は、
役の状況や状態、性格、相手との関係性、過去のトラウマなど様々なことがなり得ます。

それらが 《役》から来ているのか、《自分》から来ているのかをチェックすることはとても重要です。

演じている時、自分の動きに注意してみてください。

動いた瞬間、動きたくなる瞬間を逃さずにいてください。

両手の動き、重心の掛け方、歩く、止まる、振り向く、
視線を逸らす、相手を見る、伏せる、上を見る
無数にある動きを観察します。

気づくことができれば、自分で整理し、効果的な動きなのかを考えることもできます。
稽古中に大切なのは、動きを試すことです。
本番で無駄な動きや、役として成り立たない動きをしない為に必要な
研究時間なのです。

例えば
初めて演じるシーン。
セリフが入っているか
小道具は何があるのか
相手はどんな芝居をするのか
など
気になることがたくさんあり、緊張もすることと思います。

すると、俳優自身の癖も出やすくなるもの。
髪を触る、指をいじる、瞬きが増える、視線を逸らしがちになる
など

自分が気づいていればいいのですが、
無意識に行ってしまうこともあります。

動き一つで、人に与える印象は変わるのです。
動きによって個性も見えてくるのです。

動きの研究をしていけば、ギャップを上手く利用することもできるようになります。

大雑把な表現になりますが・・・
ご自身の見た目は変わりません。
ですが、動き一つで
庶民か、貴族かがわかります。
若者か、お年を召した方かがわかります。
活発な人か、大人しい人かがわかります。

その人がもし、この動きをしたらどう見えるのか。
どんな印象を与えることができるのか。
あなたがこの動きをすると、どう見えるのか。

これらを一人で研究するには、限界があります。
さまざまな俳優と演技実践をし、
第三者の目からどう見えるのかを知っていく必要があるのです。


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◉スケジュール

1月10日(水)18:00~21:30
1月24日(水)18:00~21:30

2月14日(水)18:00~21:30
2月28日(水)18:00~21:30

◉受講条件

15歳以上
経験不問

◉受講費

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