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青年海外協力隊 ドミニカ共和国 生活編 #2 「ZONA COLONIAL」

 昨日書いた記事と前後しますが、12月18日に語学学校の先生方と、同期隊員と一緒にソナ・コロニアルへ行ってきました。
 首都サント・ドミンゴにあるソナ・コロニアルは、13世紀末にコロンブスによって建設されたスペイン風の植民地地区です。ドミニカ共和国内唯一の世界遺産であり、教会や博物館、街の風景など、スペインのアンダルシア地方を彷彿とさせるような素敵な旧市街でした。

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 今回訪れたのは、カテドラル、パンテオン、博物館の3か所です。

1 サンタ・マリア・ラ・メノール大聖堂
 スペイン人が、新大陸初の植民地として建設したこの街に、自分たちの権力を象徴する建物の一つとして建設したのがこのカテドラルです⛪
 スペインのセビリア大聖堂をモデルとし、1540年に完成したこのカテドラルは、語学学校の先生たちによると修復を繰り返しながら、オリジナルのまま残っているそうです。
 また、1506年5月20日に亡くなったコロンブスの遺言に従って、このカテドラルには彼の棺が安置されていたそうですが、1992年に新大陸発見500年を記念して建てられたエル・ファロ・ア・コロンが完成すると、棺はそちらに移されたそうです。

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2 パンテオン・ナシオナル
 パンテオン・ナシオナルは、1746年にイエズス会協会として建てられたそうです。この建造物はドミニカ共和国の国家的象徴であり、現在はドミニカ共和国の発展に大きく貢献した人物たちが眠る霊廟となっています。

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3 ラス・カサル・レアル博物館
 この博物館は、1511年にスペイン王室(フェルディナンド2世)の命により宮殿として建設され、植民地の政府オフィスとして機能していました。
 トルヒージョ大統領もこの場所をオフィスとして使用していたそうで、彼の武器・防具コレクションも展示されていました。
 コロンブス一団の航海路の説明や、収蔵品の説明をスペイン語で受けましたが、そもそも歴史背景を知らないのにプラスして、スペイン語の語彙力が足りなさ過ぎて、全然説明を理解できなかったのが本当に残念。

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 語学学校に戻ってきてからも、先生たちがドミニカ共和国の歴史について補足説明をしてくれました。やっぱりまだまだスペイン語の語学力が足りてなくて理解するには厳しかったので、もう少し理解できるようになってからまた訪れたいです。

 ここだけ見ると、ここは本当に発展途上国なの?と疑問に思います😅が、素敵な場所♥️

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