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【6/4ワンマン】イラスト&動画のこだわりポイント!

こんにちは!
創作ギルド《SSQuest》の書記官・椿雪花です。

6月4日に開催した
椿雪花と紫乃のボーカルユニット・Solumoniaのワンマンライブ
お疲れさまでした!!

第一部は
イラストMVを会場に映しながらの歌唱
第二部は
お客様からリクエストを受けての歌唱

でした!

本日は、第一部のセトリ

  1.  星屑の革紐(Sound Horizon)

  2.  澪音の世界(Sound Horizon)

  3.  奴隷市場(Sound Horizon)

  4.  fairy tale(Kalafina)

  5.  アイスクリイム(千葉紗子)

  6.  今、このとき。(ひいらぎ)

  7.  オレンジ(7!!)

より、【1.星屑の革紐】について!

イラストレーターのちゅおまるさんと動画師のわたし――椿雪花が、こだわりポイントを語っちゃいます!

イラストMV『星屑の革紐』のこだわり

ちゅおまる作『寝てる二人』

椿雪花(以下、椿):
『寝てる二人』って題は、今わたしが適当に付けました。
ちゅおまる(以下、ち):
間違ってないから大丈夫。

①イラストのこだわり

ちゅおまる作『エトワール(少女)とプルー(黒犬)』

椿:
さて、まずはイラストのこだわりから教えてもらおうかな!

ち:
『星屑の革紐』は、全部で4枚のイラストを描いたんですが(差分を含めればもっと)、特に二人が並んで歩いている絵は力を入れたかな……。

プルー(犬)は黒犬なので、やわらかい表情が見えるようにするために、着色にはこだわりました。
それと、少女は弱視という設定もあり、皮肉たっぷりに背景を鮮やかにしました!

椿:
確かに、背景がめちゃくちゃ鮮やかだった。そして犬かわいい。
(※動画では、前半は背景のみ色を抑えて、後半に元の色鮮やかな色になる演出を入れました)

ちなみに、一番苦労した点は何ですか?

ち:
動物を滅多に描かないので、プルーを描くのが一番苦労したかも……犬の資料を見て、全体の構造を勉強しましたね。
バランスをとって描くことが一番大変でした。

椿:
普段は描かないのに、この可愛さ……才能の塊……。
ち:
やめて(笑)

椿:
わたしが動画編集をしたわけだけども、完成した動画を見て、どう思いました?

ち:
初めて見た時は、最初から最後まで鳥肌が立ちまくりで、エフェクトの使い方やカメラの動きで「ここまでイラストが映えるのか…」と加工技術にただただ驚きました。

椿:
やめて照れる……。
ち:
言わせた人が何を言ってんの('ω')

②動画編集のこだわり

ちゅおまる作『母と子』

ち:
じゃあ、次は動画編集のこだわりですね!
一番のこだわりポイントは?

椿:
動画のラストかなあ……。
『星屑の革紐』から二曲目の『澪音の世界』はノンストップで繋げたんですけど、曲の切り替え部分はこだわりましたね。

『澪音の世界』のイラストを見るととわかるんですが、『星屑の革紐』のイラストと構造を一緒にしてもらってます。

ちゅおまる作『澪音と黒銀の毛並みを持つ犬』

椿:
これを……こうじゃ。

『星屑の革紐』から『澪音の世界』へ

ち:
これ、本当に感動した……。頑張ってイラストを描いて良かったって思った……。

椿:
破いた端の部分は「紙が破られた感」を出したかったので、色々とエフェクトをかけましたね。
本当は破いた後に燃やそうかなって思ったんですが、残念ながらそれはできず……。

この演出は、本当にイラストがあってこそというか……イラストの出来が素晴らしかったので、可能になった演出ですね!
二枚のイラストが大きくずれていたら、成り立たなかったと思います。

ち:
苦労した部分は?

椿:
沢山ある……。
そもそも『星屑の革紐』って、本格的に動画編集を始めてから完成させた第二作目なんですよ。
それまでは、直感的に編集できるソフトを使用して、簡易的な動画を作ってたんです。で、ソフトを「After Effects」に切り替えてからの二作目だった。

ちなみに、第一作目はyoutubeにアップしている『エルの楽園 sideE』です。

椿:
技術的に追いついていない部分が多くて
「どう演出するか」
にとても悩みました。

特にサンホラ(本家アーティスト様)の楽曲って、軒並み間奏が長くて……ナレーションが入るから長くなるのも当然なんですが、その間の演出はどうしよう……っていう悩みがね、尽きなくて……。

色々と調べながら演出しました。
冒頭の星空とか、作るのに時間が掛かった気がしますね。。
「星空まで作れるのか……!」
と、編集の幅広さに驚いた覚えがあります。

『星屑の革紐』冒頭

椿:
流れ星を作りすぎて、世界が滅びるかもしれない可能性があった。
ち:
隕石だからね。

椿:
手を包み込む光の玉? は、フリー素材でシャボン玉を探して、それっぽく見えるように加工してます。

『星屑の革紐』間奏

椿:
間奏のナレーション部分は、エトワールとプルーが思い出を重ねていく様子を描きたくて、写真のような加工をしました。
右端の青空も、写真を増やしたくて作った(笑)

この演出をするために、ちゅおまるさんには、一枚多めにイラスト(二人が寝ているイラスト)を描いていただいたわけです。その節は本当に……。

ち:
大変だったけど、チャレンジして良かったなって思います(笑)

最後に

ちゅおまる作『母と子の手』

全体を通しての感想

椿:
今回、約2か月半で7本のイラストMVを作る……という挑戦したわけですが、挑戦してみて、どうでした?

ち:
全体的に時間はかかったのですが、チャレンジしてみて本当に良かったです。
曲によってはイメージがわかず、心が折れそうになりました。
その度に雪花さんに助けていただいて……笑

描きあげた時の達成感と、納品の時の緊張感で、頭がおかしくなりそうでしたが、「描きあげた」という点では本当に自信がつきました。

何よりも動画をみたお客様の反応がとても良かったことに、幸福感を得ることができました。

椿:
本当にそう思います……。
「イラストMVをライブで流しながら歌おう!」
と決めた時は、本当にできるのか不安もあったんですが、ライブ当日に自分たちが作ったMVが大画面で映し出される様子は、感動ものでした……。


最後に……一番好きなイラストと動画は?


イラストは「アイスクリィム」ですね!

ちゅおまる作『海辺と女の子』

ち:
〝好きな人とデートしている女の子〟というテーマで描きました。
もちろん好きな人とは、この動画を見てくださった〝あなた〟です。

かわいく描く…恋してる女の子…キラキラしている女の子…と念じながら描きましたが、なかなか可愛く描けたと思ってます。

塗り方や背景にもこだわったイラストなので思い入れが強いです。

ちゅおまる作『夕暮れと女の子』

ち:
動画は『澪音の世界』が好きです!

ちゅおまる作『澪音と黒銀の毛並みを持つ犬(雨)』

ち:
1枚絵と瞬きのイラストしか描かなかったですが、あそこまで味のある動画にしていただいて感謝しかないです。

1枚絵であそこまで動きを出すにはセンスが必要ですが、雪花さんの動画編集技術がなければ、ここまで素晴らしい作品は作れなかったと思います。
(7本すべての動画に言えることです)

椿:
照れる。

残念ながら、ライブ動画は公開できないのですが、今後「歌ってみた動画」にしてyoutubeに投稿する機会はあると思います。
会場で動画を見られなかった方は、ぜひ、その際にチェックしてくださいね!


最後の最後に

今回は、椿雪花とイラストレーターのちゅおまるさんの対談をお送りしました!

わたしが好きなイラストと動画は、ちょっと選べないですね!笑
(イラスト、動画ともに『澪音の世界』かなとは思ってる)

ちゅおまるさんには、わたしの動画編集を褒めていただきましたが、ちゅおまるさんのイラストがあってこその演出です!
いや、本当に、ライブ当日まで一緒に頑張ってくださり、ありがとうございました……!!

ちゅおまるさんとは、今後も色々と一緒にやっていきますので、どうぞよろしくお願いします!

★ちゅおまるさんのTwitterはこちら


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