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京都

文学フリマに行って以降、zineに興味が出てきて、zineフェスなどに行くようになった。
色んなブースを見ている中で、京都を題材にしたzineを見つけると、つい買ってしまう。

最近、3冊ほど京都のzineを読んでいるうちに京都に行った時のことを思い出した。

初めて京都に行ったのは中学3年生の修学旅行だった。それから、しばらく京都に行ってなかったが、大学1年生の11月に行って以降、コロナ禍まで年1回は京都に行っていた。

色々、忘れる前にnoteにまとめたいなと思ったので、思い出を振り返ろうと思う。


京都タワー

京都駅を降りて、まず目につくのは京都タワーだと思う。よく目につくけど、京都タワー自体はまだ2回しか登ったことはない。中学3年生で行った時の記憶が印象的に残っている。

初めて京都タワーに行ったのは、中学3年生の修学旅行だった。展望台に登り、景色を見ていた時にグループの1人が急に「俺、今から、あのオブジェみたいな所に行くから上から探して」と言い始め、ほんとに展望台から1人で降りてしまった。
言われた通り上から眺めていると、ウロウロしているその子を見つけた。ただ、目指すと行っていたオブジェのようなのに一向に辿り着ける様子がなく、ずっとウロウロしていて、それがウォーリーを探せみたいで、面白くてお腹を抱えて笑った事を今でも思い出す。
当時、グループに一台はPHSを渡されていたが、一台しかなかったので、どうやってその子と最後に合流したのかだけは思い出せない。
神社仏閣に興味がなく、どこに行っても楽しめなかった中学3年生にとっては、それが一番の思い出になった気がする。

京都タワー

それから10年以上経ってから、久しぶりに展望台に登った。京都は低い建物が多く、展望台からの景色は神社仏閣も見れて、とても良かった。でも、やっぱり思い出すのは修学旅行の記憶だった。大学1年生の時に京都タワーには登らなかったが、その下の銭湯に行ったので、無くなってしまったのがショックだった。京都タワーはいつまでも残っていて欲しい。

夕焼けの時間帯


蓮華寺

以前、名前はわからなかったが、SNSで見つけてから、ずっと気になっていた場所だった。たまたま大学1年の時に京都の紅葉を見に行く事を決めて、色々と調べているうちに、気になっていたのが蓮華寺という事を知った。中学3年生以来の京都だったので、正直、蓮華寺のあたりは全く行ったこともなく、どこにあるんだよとか思いながら向かった。
実際に行ってみると、蓮華寺は落ち着いた雰囲気で人も少なく、京都で一番好きな場所になった。
ゆっくり座って、この風景を眺めているだけで、仕事のストレスとか、色んな悩みを忘れられる。
京都を訪れるたびに行きたいと思えるくらい気に入った。

いつまでも見てられる
この角度からもおすすめ


建仁寺

建仁寺は京都で蓮華寺の次に好きな場所。
中庭を挟んで見える風神・雷神の屏風が雰囲気がいい。レプリカではあるけど。
紅葉の時期も綺麗だけど、個人的には緑が鮮やかな時期が好き。
双龍図も有名だけど、いつも行く時は庭を眺めてる時間の方が長い。
建仁寺は祇園や清水寺からも近くてアクセスがしやすいのも良い点だと思う。


鴨川

個人的に京都に行って外せない場所の一つでもあるのが鴨川。
森見登美彦さんの作品が好きで、よく作中で鴨川が出るからだと思うけど、ほんとに鴨川の近くに住めたらと、何度思ったかわからないくらい好きな場所。
京都で大学生活を送っている人が、ほんと羨ましくて仕方ない。鴨川にいつでも行ける環境なんて最高じゃないですか!と思う。
鴨川にはオオサンショウウオもいると聞いて、歩く時は毎回目を凝らして探しているけど、いまだに出会えたことはない。残念だ。
特に何かするわけではなく、歩いたり休んだりするだけでも楽しめる。
以前、行った時は下鴨古本市に寄って、買った本を鴨川まだ戻り、少し読んだのだが、それだけで幸福感があった。ものすごく暑かったけど。

鴨川は夏を感じられる

xで鴨川の勢力図をあげている方がいます。
是非、見てから鴨川にいってほしい。


瑠璃光院

瑠璃光院もSNSを見て知ったところだった。
特別拝観で夏頃と紅葉の時期しか開いていないので、なかなか行く機会もなかった。やっと行けた時は、SNSで話題になっていたこともあり、朝から行ったけど、最初のグループには入れなかった。見頃の時期より早く行ってしまったけど、その分、緑・黄・赤の3色の雰囲気を味わえた。机に反射するもみじが綺麗だった。

拝観できる時期は限られてるいので、ホームページで確認してから行くことをおすすめ。


清水寺

京都に行ったことがある人の多くが、一度は行ったことのある場所だと思う。
中学生の頃は、清水寺に向かうまでのお土産屋で、八ツ橋の試食がいっぱいできるイメージだった。大学生になって改めて行った時は、紅葉のライトアップが綺麗で感動したのを覚えている。紅葉のライトアップに行った時は、1時間〜2時間待ちですと言われて、ディズニーランドかよ!と思うくらい混んでた。今は、それ以上に混んでるのかもしれない。

三脚使えなかったので、なんとか手持ちで撮った。

清水寺は拝観券は、季節ごとに桜や紅葉といったイラストになっているので、いつか4種類コンプリートしたい。なかなか冬の時期に行くことがなくて、どうしても冬バージョンが手に入っていない。

RCホテル

このホテルには、前々から泊まりたいと思っていて、昨年やっと泊まることができた。

外観

元々、アパートだったこともあって、ちょっと住んでいる気分になれるホテルだった。

部屋からも八坂の塔が見える


このホテルの魅力の一つは屋上に出られることだと思う。屋上からは、すぐそこに八坂の塔が見える。宿泊者しか行けないので、混雑もなく落ち着いて過ごすことができた。

屋上からの景色

屋上も魅力的だけど、このホテルは立地も魅力的で、清水寺や建仁寺、高台寺にもアクセスしやすい。

ホテル出てすぐの場所

お値段も比較的お手頃なので、オススメできるホテルの一つだった。

祇園祭

祇園祭は日本三大祭りの一つで、1000年以の歴史があるお祭りだ。
2019年に祇園祭に初めて行った。ちょうど、その年は日本三大桜の名所を巡っていて、他にも日本三大〇〇といったものを、見に行きたいと考えていた年だった。
山鉾巡行が見たいなと思って、チケットを予約しようと思った時には、見どころの辻回しが見れる場所は埋まっていたので、2000円ほどの格安の席を予約した。辻回しは見たかったが、予約するのが遅すぎたので仕方なかった。格安の席は山鉾から近いどころだったが、日差しを遮るものはなく、とにかく暑かった。暑かったけど、最初から最後までしっかり見ることができたので、結果的には良かった。


山鉾の中でも長刀鉾には人形ではなく、生稚児が乗っている。生稚児に選ばれるとしきたりがあるらしい。稚児家では、女人禁制となり父や祖父の男性だけで食事をし、祭壇がある注連縄の張られた部屋で過ごすと言われているそう。
現在だと、どこまでのしきたりがあるのかはわからないが、伝統のあるお祭りを守っていくのは、大変なところもあるなと思う。その分、お祭りに対しての想いや、地域に対しての愛着が湧く部分もあるのかなと思った。

長刀鉾


宵山も見たが、こちらの方は提灯に明かりが灯り、屋台も出ていてお祭り感があった。巡行より人混みがすごかった。

次に祇園祭に行く時は辻回しは見て見たい。


まだ他にも行ったけど、noteに書いていない場所があるので、後から追加したい気分になりそう。

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