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法律家の物語が気になる。

最近、法律家の物語がとてもわかりやすいものが多くあって、色々と新発見がある。仕事でもほんの少しだけ弁護士の先生とやりとりしたのだけれども、とても建設的でわかりやすく、根拠(法律など)→それに伴う意見がとても腑に落ちる。そして、対立する違う意見であっても、お互いに根拠となる法律や事案を提示して建設的に議論を進めていく。

法律家というイメージだけでいうとなんとも堅苦しい難しいことを並べて相手の戦意を喪失させて論破する!というイメージもあったけれども、最近見ているドラマや物語はどれも「弱い立場」の人にどう法律が力になるか?ということを示してくれている。
今までは力や声の大きな人に丸め込まれる、いうことを聞くということが慣例のようにあって、疑問を持たないようにし、円滑に進めていたようなことも、「やっぱり変だよね、嫌だよね、おかしいよね」という声に寄り添う物語を多く見ることができているのはたとえそれがフィクションであってもとても心強い。
もちろん法律が万能ではないことは色々な揉め事を見ていればすぐにわかることなのだけれど、自分の中になる主張を建設的に伝えることができる制度ってすごい発明だとおもうのだ。武力ではない解決方法という意味では人類の大発明なのでは?
もちろん、法律家の人たちもすごいけど、そもそも法律を作ることができる立法機関(つまり国会)がきちんと機能することが大切。
そういう意味でも選挙に行くことはとても大切だし、誰に投票するかでどんな法律ができるのか?という生活に関わることにも影響する。
どちらもきちんと主張して伝え合う。
この基本がある世界ってありがたい。

おすすめリーガルドラマ等
voicy(シェアしたい裁判のはなし弁護士亀石倫子)、ドラマ(「イチケイのカラス」、今放映中の「女神の教室」、「石子と羽男」)、漫画(「しょせん他人事ですから〜とある弁護士の本音の仕事〜」、「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」)など。
特に、亀石倫子先生のvoicyはとてもわかりやすく、身近な問題も多いのでとても興味深く聞いています。


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