鶏のことならなんでもわかる男の話(4)
現在の焼鳥工場を営む前に、
鳥の一から十まで。つまり、孵卵場から処理場まで。
創業者は、鶏に関する全ての仕事に関わっていました。
孵卵場だけ。
農場だけ。
処理場だけ。
販売だけ。
加工場だけ。
鳥が鶏肉になるまで。
さらには焼鳥になるまで。
どこかの部分だけのプロではなく、全てにおいてプロなのです。
なので、鳥が鶏肉になるまでに携わる人達の気持ちにも寄り添い、苦労も知っています。
命をいただく仕事ですので、
ブロイラー鶏(若どり)で飼育期間が短いとはいえ、
鶏への愛情もあります。
どこまでも鶏を知り、どこまでも鶏を愛する。
おそらく、こんな経験をしている「やきとり工場の人」は、
あまりいないのではと思います。
現在は加工場のみを営んでおりますが、
その経験から「 肉の良し悪し」や「命をいただく感謝の気持ち」などが、 弊社のスタッフに継承されたのだと思います。
次回へ続く。
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