やさぐれ日記 #424 軸
たぶん、私は八方美人だ。
その癖、人に合わせ"きる"まで根気がないから、中途半端な表面上の八方美人だ。
表面上の八方美人、って文字にしてみると、何だかとても性格が良くなさそうである。
それはさておき、根っからのビビりだし、"人に好かれる"ではなく、"人に嫌われない"ことを大切にしてきた学生時代だったから、もう人に良い顔をしないコミュニケーション方法がわからない。
だから一生、八方美人の癖は抜けないと思う。
思うけど、責めて嘘はつきたくないと思う。
目の前の人に同調するとき、心底共感できないことだったとしても、ほんの少しでも共感できる部分を伝えるというか。
伝える言葉は選んでも、伝える部分は本音でありたいと思う。
どうしてこんなことを突然書いているかというと、その軸が何だかぶれてしまいそうだからだ。
どれだけ良い顔をしているように見えていたって、嘘に逃げない自分でいたい。
そうやって、ビビり以上に負けず嫌いの、根っこの自分が言っている。
揺らいだ時はいつも、今日の日の日記に戻ってこられるように。
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