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🟩障害者総合福祉推進事業🟩療育手帳その他関係諸施策との関係性と影響についての調査📝 R6/5/4投稿

https://www.murc.jp/library/survey_research_report/koukai_240426/


みどりの日ということで、「みどりの手帳」とも呼ばれる療育手帳に関する令和5年度障害者総合福祉推進事業の調査結果になります。


療育手帳は、各自治体で自治事務として運用されていることから、その対象者の判定方法や認定基準等にばらつきがあり、療育手帳の運用における統一化の必要性が指摘されています。

令和4年度障害者総合福祉推進事業では、幅広い対象に調査を行い、今後議論する上での基礎データを広く収集した一方で、論点整理を行うまでには至っていません。

令和5年度障害者総合福祉推進事業では、令和4年度事業において収集したデータを踏まえ、療育手帳の運用方法の統一化を進めた場合に想定される影響や課題についての検討を深め、今後、議論を行うにあたっての論点整理を目的として実施されました。

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論点は大きく3つに整理されました。

論点1:療育手帳制度の前提について、どのように共通認識を図るか?

論点2:療育手帳の判定・交付における運用統一をどのように考えるか?

論点3:療育手帳に紐づくサービス等をどのように考えるか?

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障がい者手帳は、障害者雇用納付金制度にも関わってきますので、その分類なども非常に重要だと考えます。

例えば、兵庫県なんかは発達障がい児者にも療育手帳が発行されています。

個人的には対象外にするというのは難しいと思われますので、「A、B1、B2、発達障がい」みたいな運用にするのが良いのではないかと思います。

合わせて、精神保健福祉手帳も「1~3級、発達障がい」みたいな分け方をして運用するのも1つの方法ではないかと(発達障がいの方はどちらかの手帳を保有)。

いずれは発達障がい者手帳なんかを制度化しても良いかもしれませんが、それもなかなか難しいようにも思えますので、現在の制度を大きく変えない形で進めていくのが望ましいと個人的には考えます。

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