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【一問一答】食事提供体制加算【クックサーブってなに?】

Q1 食事提供体制加算ってどんなサービスで算定できるの?

A 主に通所系のサービスになります。
生活介護、自立訓練、就労移行支援、就労継続支援A型・B型、児童発達支援、短期入所です。

Q2 サービス利用者は全員算定できるの?

A2 収入の多い人は算定できませんね。受給者証で確認が必要です。
あと入所している方は代わりに特定障害者特別給付費(補足給付・月54,000円)がでるので算定できません。

Q3 届け出って必要?

A3 そりゃ必要ですよ。「食事提供体制加算に係る体制」ってやつですね。こんな感じのやつです。もちろん算定届や体制等状況一覧表、勤務形態一覧表、委託する場合はその契約書なんかも合わせて提出します。様式番号とかは指定権者ごとで違ってたりするんで、自分の都道府県(政令指定都市、中核都市)で確認してください!(なげやり)

Q4 調理員さんって生活支援員なんかに含まれるの?

A4 兼務は可能ですが、基本は含みません。

Q5 欠席した場合はどうなるの?

A5 算定できませんね。ただ私が以前働いていた某中核市は、欠席時対応加算算定するときも算定できていたときもありました(途中からダメになった)。Q&Aも「基本報酬が算定されている日のみ」ってなっているので普通はダメですね。食材料費についてはキャンセル料を利用者負担にすることは可能だけど、重説や利用契約で明示は必要ですね。

Q6 ちょい訳わかめ。食材料費だけ取れるってどういうこと?

A6 食事提供体制加算は調理員さんの労務費相当分ということですよ。なので「1食の設定金額=食事提供体制加算の金額(労務費相当)+食材料費」ってイメージですね。まぁ労務費に当てても大赤字ですね。

Q7 なんだよ赤字じゃん!やらねーよ、バーカ!

A7 (バカはオメーだ💢)じゃあ労務費を抑える方法を教えますよ。(最初から言えよ)クックチル、クックフリーズ、真空調理(真空パック)、クックサーブって手段もあります。

Q8 名前からイメージは大体つくけど、クックサーブってなに?テニスのサーブ?

A8 それはクイックサーブ。クックサーブは、簡単に言うと
「温かい弁当を65℃以上で保管・運送する方法」
ですね。利用者さんが食べるときに温かいまま食べることができるってことですね。もちろんHACCP遵守が必要。詳細は下記参照になります(手抜き)。

https://www.kaigo-wel.city.nagoya.jp/_files/00053280/ingaichouri-eiseikanri.pdf

https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/000487116.pdf

Q9 それいいじゃん✨どこの弁当屋でもオッケーなのか?

A9 それがそうでもないんですよ。私が知っているのは姫路市の業者さんぐらいですね。知っている事業所さんもそこで注文されていました。

Q10 へぇー、そういや食事提供体制加算ってなくなるって話なかった?

A10 H30年度改正でこの加算がなくなる予定だったんですが、反対意見が多くて直前で残ることになったんです。令和3年でもそのまま残っていますが、あくまで経過措置の延長なんで、いつまで続くかは不透明ですね。

おまけ

いつまであるかわからないし、クックサーブも難しそうですが、生産活動に組み合わせるとか色んな方法があると思うんで、利用者さんの職務経歴などがマッチしているんなら、近隣施設巻き込んでやる方法もあるんじゃないでしょうか?
ノウフク連携をつなげたり食事を提供することで広がることもあると思います😊



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