人材確保のための「防衛的賃上げ」:社員給与への対応策とは
昨今の物価上昇や人手不足の影響を受けて、企業の業績が改善していないにもかかわらず、給与をアップさせざるを得ない、いわゆる「防衛的賃上げ」が中小企業を中心に行われています。この採用時の「防衛的賃上げ」によって、新人と既存従業員との間での給与の逆転(不均衡・不公平)が起こる場合があります。この「給与の逆転現象」は、既存従業員のモチベーション低下、中核人材の離職など、さらに深刻な問題にも繋がりかねません。企業はこの問題に、どのように対応したらよいのでしょうか。