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年齢を重ねることは進化である

父の遺品整理をしていたら、古い日記から新聞の切り抜きがヒラヒラと。
ヤケ具合から40年程前のものと思われます。
連載物で「サラリーマン心得長」というエッセー。
その日は中高年の方に向けた内容でした。
加齢とともに記憶力が低下、
 ・TVに出ている人の名前が思い出せない
 ・漢字をど忘れする、...
等々、今の私にもよくあてはまる日常です。
何かサプリを追加しようか、と考えたりもします。
しかし、私が感銘を受けた箇所が以下、


若い時は多様な情報にひかれ行動が拡散しがちで、行動様式が多元的に
なるのはいいが一貫性や方向性に欠けるきらいがあった。
今は選択肢がおのずと絞られ、やるべきものは何か、
何に関心を持ったら良いかがかなり鮮明になり、
自覚的になってきたといえそうである。


これを私はこう解釈しました。
確かにもの忘れは多くなってそのことにいちいち悲嘆する、...
そうじゃなくて、 これまでの人生の経験から脳が学習して、
今の自分にとって不要なことは忘れる、
本当に必要なことだけ覚えていたり、行動できたりする、
言い換えると 無駄な時間を過ごさない、
そういう機能を年を重ねて備えることができた。
そう、これは老化現象じゃない!自分が進化した証である。
そう捉えることで元気が出ました。

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