悩み多き「前門の味覚障害、肛門の出血&貧血」

 多発性骨髄腫の治療は比較的順調に進んでいると思っているが、副作用はなかなか改善されない、というより諦めざるを得ない状況に陥っている。現状の対応状況は次のとりだ。

 まず、「味覚障害」。主治医は、抗がん剤を投与している間は、改善は難しいという。現在の治療法であるDLd法でいくと、少なくともあと半年は抗がん剤を今のペースで点滴・服用する。つまり、その間は改善されないし、さらに長引く可能性がある。現在服用している抗がん剤で味覚障害が主要な副作用とされているのは、「レブラミド」だ。日常の楽しみを奪っている。

 次に「肛門の出血」。24日に内視鏡を入れるまでは明確なことは分からないが、便秘により便が固くなり、痔が切れているものと思っている。元の原因は便秘だとすれば、この主要な副作用を持つ抗がん剤も、「レブラミド」。そのほかの服用中の血栓抑制剤「バイアスピリン」も胃腸障害が挙がっている。

 さらに「貧血」。入院時の深刻な状況からは、脱却し日常生活には困らないレベルだが、それ以上の改善はなく、異常値が続いている。副作用として重大なものとして挙げられている抗がん剤は、これまた「レブラミド」。重要な副作用として挙げられているのは、点滴投与している「ダラザレックス」だ。ステロイドの「デキサメタゾン」も主要な副作用である。

 主治医も副作用については、お手上げのようで、具体的な対処法の助言はない。こうしてみると元凶は「レブラミド」。これはベースとなる抗がん剤で治療が終わるまで、お付き合いしなければならない「毒薬」だ。薬効がでている新薬の「ダラザレックス」や「デキサメタゾン」も貧血の要因となれば、なるほど、回避方法はない。となると、現状を受け入れるしかない。

 当面、関係するサプリを飲んでみようと看護師に相談したら、「抗がん剤の副作用で、鉄が不足していなければ、飲んでも効果は出ませんよ」とあっさり言われてしまった。そりゃそうかもしれないけど、ちょっとでも改善した~い。

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