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血液がん(多発性骨髄腫)と向き合って

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還暦の誕生日に血液がんで入院、2カ月半で退院したものの抗がん剤治療は約1年続きました。退院後、2カ月半たってはじめたnote。1年以上続いたのは「がん」と向き合ってきたから。血液…
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2021年1月の記事一覧

花のように「明るい方へ、明るい方へ」

 新年、あけましておめでとうがざいます。毎年、同じことを言っているが、今年こそ明るくなっ…

凍結療法でイボの治療に効果か?

 がん治療の副作用である発疹の診察から、ついでに持病の乾癬や爪水虫、そしてイボの治療に取…

冷え性って体温が何度から?

 冷え性は、体温が低下して免疫力が落ちて、がんになりやすくなると言われるが、一体、体温が…

マスク、手洗い、うがい、三蜜回避~自己防衛を

 緊急事態宣言をしたからっといって、新型コロナウィルス感染から回避されるわけではない。マ…

休みになると体調が悪くなるのは?

 このところ、年末年始の休暇、この3連休をしっかり自宅療養に費やしている。しかし、味覚障…

「寒暖差疲労」なのかも

 寒さで朝晩の気温差が大きいときには、自律神経が乱れて「寒暖差疲労」が生じるそうだ。新型…

がんの6割は原因不明だそうな

 入院し、多発性骨髄腫の治療を始めた当初、「血液のがんは、生活習慣が原因ではない」と医師に教えられたことで、気持ちが楽になった。がんは、これまでの生活習慣がよくないから発症したのだろうと思っていたからだ。自責の念にかられていた部分が少なからずあったからだろう。  加えて、遺伝の可能性も低いことが主治医からも伝えられたことも安堵した。85歳で亡くなった親父も多発性骨髄腫を患っていたからである。妻は、子どもにも遺伝するのではと、心配をしていた。そして、子どもに親父が多発性骨髄腫

血液検査値は安定、主治医はつれない

 治療日の今日は、混んでいた。年末年始の休暇後の3連休後ということもあるのだろう。採血に…

いよいよサプリメントの服用を再開

 目下の生活上の悩みは、①味覚障害、➁便秘と痔による出血、③貧血が主なものだ。サプリメン…

新型コロナワクチンの安全性と接種のリスク

 世界的な感染の拡大が続く新型コロナ。この不安を解消するには、ウィルスに有効なワクチンの…

味覚障害対策のサプリメント「亜鉛」を試そう

 多発性骨髄腫の治療を始めてからの、生活上の最大の悩みは副作用の味覚障害だ。ものぐさな私…

パルスオキシメーター(血中酸素濃度計)を買うことに

 入院中は毎日のように、測定していた血中酸素濃度だが、このところ全く測定していない。治療…

レブラミドの飲み殻を捨てちまった~

 多発性骨髄腫の治療では、抗がん剤の「レブラミド」が投与される。レブラミドは、「骨髄腫細…

残された時間をどう過ごすか?

 がん治療を開始した頃は、「ついに」こうなったか、という思いで、先々の不安が先行していた。平均余命は約5年。治療の初期は、早く良くならないだろうかという思いで焦っていたのかもしれない。涙が出て止まらない日もあった。  体調の良いときは、将来のことを考えることができるが、体調の悪い時は過去や現在のことを考えるのが精一杯。現在の境遇を悲観し、過去の行動を悔やむことが多かった。どうして、こんなふうになってしまったのか。なぜ、あのときあんなことをしたのだろう。なんて、自分は不幸なの