花のように「明るい方へ、明るい方へ」

 新年、あけましておめでとうがざいます。毎年、同じことを言っているが、今年こそ明るくなってほしい年はない。コロナ禍でこれほど世界が痛んだことはなかったであろう。何といっても、みんなが、日常の生活に支障をきたしている。様々、困難のなか新しい年を迎えることになった方々が多いに違いない。

 私自身も、昨年は多発性骨髄腫の治療で約3か月にわたって職場を離れ療養に専念せざるを得なかった。治療は今年も続いていく。しかし、徐々にだが、トンネルを抜け出しで明るい兆しが見えてきていると思っている。6月には、孫の顔を見れる予定となっている。

 野の草花は一見弱弱しく見えるが、実は逞しい。踏まれても踏まれても、新たな芽を出し、花を咲かせる。狭いところでも、春になれば少しの土の中から新しい息吹をのぞかせる。

 今年は丑年である。大きなチャレンジは必要ない。牛歩のように一歩ずつ「前へ、前へ」、野の花のように「明るい方へ、明るい方へ」、少しずつ日常を取り戻すために、自分にできる小さなことを積み重ね、前へ進んでいく年にしていきたい。

貴重なあなたの時間を、私のつたない記事を読んでいただく時間に費やしていただきありがとうございます。これからも、地道に書き込んでいこうと思いますので、よろしくお願いします。