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汚部屋に逆戻りしないように気を付けていること

業者を活用して汚部屋を脱出して1年以上経過したが、今のところ何とか汚部屋に逆戻りせずにそれなりに綺麗な部屋をキープできている。そのために心がけていることを突き詰めると、以下の3点になる。

  1. 週1回は部屋を掃除する

  2. 収納を増やさない

  3. 物を買うときは「捨てやすさ」に気を付ける

1.週1回は部屋を掃除する

部屋を綺麗にできる人にとっては「そんなこと?」と思われるだろうが、汚部屋の住人はそれができないし、しない。部屋が少し汚れても掃除しないことで掃除にかかる時間や手間が増えてしまい、その結果掃除が終わらずさらに部屋が散らかる、という悪循環に陥った最終結果が汚部屋であると言える。そのため、業者を呼んで部屋をリセットしてからは、とにかく部屋を汚さずに週1回は部屋を掃除するように心がけている。とはいえそんな大げさなことをやっているわけではなく、本棚や机の上などはクイックルワイパーハンディなどで軽くほこりを取り、床はクイックルワイパーでウェットシート→ドライシートと拭くだけなので20分もかからずに簡単に終わる。

2.収納を増やさない

以前も書いたが、汚部屋にできる人はそもそも「収納のセンスが無い」と思う。収納がたくさんあってもそれを有効活用できず、収納グッズがかえってゴチャゴチャするという本末転倒の事態になりかねない。100均やニトリ・IKEAなどでは所狭しと収納グッズが置かれているが、買わないように我慢している。
唯一の例外として「置きたい・しまいたいものが明確になっている」場合には収納を買ってもいいだろう。それをしまうには最適なものを選べるからだ。そうではなくて「使いやすそうだから買ってみた」という収納グッズは、うまく活用できないことが多いと思う。

3.物を買うときは「捨てやすさ」に気を付ける

アントニオ猪木に「使う前から捨てる時のことを考えるバカいるかよ!」と言われそうだが、何かを買うときには「それが簡単に捨てられるか」に気を付けている。買ってみたけどやっぱり要らないな、となった時でも、簡単に捨てられるものであれば捨てれば済む話だからだ。なお、「簡単に捨てられる」というのは素材や大きさだけでなく、値段も重要だ。100円のものならすぐに捨てられても、5000円のものなら「せっかく買ったし」とつい躊躇してしまうだろう。
考えてみると、なかなか部屋を片付けられなかった原因の一つは「IKEAで買った大きな机」だったと思う。見た目は非常にオシャレだったが、収納スペースが大きくてどんどん机の上に物が溢れていき、しかも大きいので机を買い替えることもできなかった。
今は、机を買う時も「小さくて」「捨てやすく」「それほど高くない」ものを選ぶように意識している。部屋が綺麗になってから最初に買った机が、思ったよりも奥行きが無いのでテレワークしづらかったのですぐに買い替えることができたのも、捨てやすさに注意していたからであろう。

以上3点、綺麗な部屋をキープするために気を付けていることを書いた。虫歯の治療よりは虫歯にならないほうがいいのと同じことで、部屋を汚さないように注意したほうが汚れた部屋を片付けるよりも遥かに簡単だった。こんなことなら、さっさと業者にお願いして部屋を片付けてもらえばよかったと、後悔しきりである。

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