論計舎のスタッフ・講師間で生まれた論理学に関する議論を紹介したり研究の様子を伝えていったりしていきます。 また初歩的な論と計の科学に関する知見を定期的に動画や記事の形で紹介していきます。それは初歩的な内容だったり発展的な内容だったりします。
論計舎に関わる情報や論計舎の講師・スタッフによる論理学に関する議論や研究小話を聞くことができたり、初歩的な (もしかしたら発展的なものも) 論と計の科学の話題に限定YouTube動画や限定記事で触れることができます。
かわい しん@論計舎
論計舎代表かわいのblogという位置付けである予定です。業務や日常生活の中で思ったこと・感じたことを記していく所属ですので、お代はいりませんがお捻りは歓迎でございます。とは言い条、有料記事も書くかもしれません。
自身の生活に役立ちそうなtips記事をまとめています。
論計祭 (ろんけいさい) について今回の論計祭では、ラッセルのパラドックスを再検討します。 論計舎が提供する論計祭は、数理論理学・理論計算機科学を中心としつつも、コンピューターサイエンス・哲学・言語学・法学など様々な意味での 「論と計の科学」 に興味を持った方々に発表の機会を提供するとともに論計舎内外の講師講演を行う場です。 また論と計の科学に関する質問や論計舎のサービスに関する相談にお答えする質問・相談会も含まれます スピーカー川井 新 (Shin Quawai)
ごきげんよう、論計舎 かわいです。 今回の記事では、今週末に公開予定のYouTube動画の予告をお送りします。 次回の動画では、ラッセルのパラドックスとその回避法を紹介します。僕が知っているものに限定されますので、他の回避法をご存知の方はコメントください。 準備ざっくりと集合とは何かは知っているものとします (数学科初年度程度) 。$${x \in y}$$で「$${x}$$は$${y}$$の元である」ことを意味し、$${x \not \in y}$$でその否定を表すこ
口上本記事は論計倶楽部というメンバーシップで公開される記事群の前座です。 同記事群では、論計舎講師の方々に「論と計の科学との出会い」を語っていただきます。 次の記事は「森山さんと論と計の科学との出会い」です。 ごきげんよう、論計舎代表・講師の川井です。前回の自己紹介では書かなかった来歴について、です。 私は15年くらい前に東京理科大学第一理学部数学科というところに入学しているのですが、 「論理学」とここで出会うことはありませんでした。 というのも、理科大には数理論理学の専
論計舎講師の森山さんに「論と計の科学」との出会いについて記事を寄せてもらいました。
「スタンダードプラン」に参加すると最後まで読めます
論計舎講義「ゲーデルの不完全性定理」の第5回の不完全性定理から外れた話題を補完的に行なったChurch-Turing Thesisの回をメンバーの方だけに公開します。
みなさま、ごきげんよう、論計舎 川井です。 予告しておりました新商品「論計舎講義「ゲーデルの不完全性定理」」の予約販売開始のお知らせです。 2022年から2023年にかけて開講しておりました、「ゲーデルの不完全性定理への12講」を元に、オリジナルテキストと授業動画をセットにした有料商品を2024/02/01公開予定です。 なお、販売後も適宜、アップデートしていく予定です。 一階述語論理に健全性・完全性の証明をしたことがある方を念頭に、二つの不完全性定理の証明をできるだけ
みなさま、論計舎 川井です。 論計舎の新商品に関する情報をお伝えします。 反例構成100本ノックという論計舎の100本ノックシリーズの教材を作りました。論計舎web shopより無料にてDLいただけます。 充足不可能な論理式の反例モデルを構成していただくことで数学の論証の訓練をしていただこうという趣旨です。 ぜひ挑戦してください。 https://quawai.stores.jp/ また、無料教材をDLいただきますとメールマガジンに登録されます。メールマガジンでは新商品
みなさま、ごきげんよう、論計舎 川井です。 今回は新商品の予告です。 2022年から2023年にかけて開講しておりました、「ゲーデルの不完全性定理への12講」を元に、オリジナルテキストと授業動画をセットにした有料商品を作成中です。 2024/02/01の販売開始を目指しております。 なお、販売後も適宜、アップデートしていく予定です。 一階述語論理に健全性・完全性の証明をしたことがある方を念頭に、二つの不完全性定理の証明をできるだけ詳細にお伝えしつつ、その証明に最短で到達
来週の月曜日09月18日14時半から論計舎の無料相談会をZoomにて行います。 普段の「無料相談通話」では、数理論理学とは何か知りたい、数理論理学をどう学べばいいのかわからない、論計舎のスタイルを知りたい、講師について知りたいなどの相談・お問い合わせを承っております。 今回の無料相談通話でもそうしたご質問や相談を募集しております。 14時に開場して、14時半から開会と論計舎の説明をいたします (30分) 。 15時から1時間ずつの時間をとって計3名の方に個別に相談を受け
従来から論計舎に関わっていた尾崎 竜史さんがついに講師として参加しました。 実は尾崎さんが「論計舎」の命名者です。私かわいのネーミングセンスは壊滅的なので、私を含めた論計舎関係者全員が、この名前を気に入っていてかつ尾崎さんに感謝しているはずです。 さらに尾崎さんは、超準解析に明るく論計舎が対応できる論と計の科学の分野が広がることに、私かわいは興奮を隠しきれません。 実際、対応可能テキストに先日、追加された江田勝哉『数理論理学 使い方と考え方:超準解析の入口まで』(内田老
酷暑の中いかがお過ごしでしょうか? 論計舎 川井です。 Twitterではお伝えしたイベントがいよいよ明日明後日に迫ってまいりました。 明日8/5 (Sat.) には、 私と味覚クリティカルさん [https://twitter.com/1806_04679] が 「理科大数学座談会」と題してさまざまなトピックについて 語り合います。 暫定テーマには以下のようなものがありますが、ほかの話題も募集中です。 ・バーテンダーとその分野の紹介 ・京都にて東京理科大を語る ・w
近年、学問や社会の様相は急速に変化しています。その中で、数理論理学と理論計算機科学がこれから重要になると論計舎では考えています。両学問は様々な意味で一体であり、われわれは両者を合わせて「論と計の科学」と呼びます。この記事では、論と計の科学を紹介しながら、あなたがこれを学ぶことにより学問や仕事、人生に独自の視座という強みを得られることを提言していきます。 論と計の科学論と計の科学について強調したい側面: 規則 まず、数理論理学も理論計算機科学も、規則に従って振る舞う現象を記
自然演繹100本ノックという教材を公開しています。論計舎 web shopより無料にてDLいただけます。近く第五版がDL可能になります (今は第四版) 。 最小命題論理、直観主義命題論理、古典命題論理、古典述語論理それぞれで証明可能な論理式に関する自然演繹の証明図を100個書いていただこうという趣旨です。 とある論計舎の生徒さんがこれを一通り自然演繹で解いたあと、シークエント計算でも挑戦してくださり、さらに学びが深まったとおっしゃってくださいました。 実は「シークエント計
ごきげんよう。 川井 新 (かわい しん) と言います。 この記事では、自己紹介を通じて私のことを少し知っていただきたいと思います。 私は、論計舎というオンライン私塾 (詳しくは前回の記事をご参照ください) を運営しています。 論計舎は数理論理学と理論計算機科学を伝えることをミッションとしており、私は両分野の研究者を名乗れるように奮闘している最中です。 本記事執筆時点での目標は査読つき単著論文を出すことです。 私の関心論理と計算が数学的に同じものであるという原理があり、
論計舎(ろんけいしゃ)は、 数理論理学と計算機科学を主軸とした オンライン私塾です。 チューター講座とメンター講座を開講し、様々なイベントも行なっています。 論計舎は数理論理学と計算機科学を「論と計の科学」として掲げそれを伝え広めることをミッションとしています。 そこには数学的な原理が背景にあり、論理・計算を必要とするすべての人に益するであろうという思いが動機にあります。 「論と計の科学」論理的に考えるとき、私たちは step by step でつまり一つ一つの正しい手
本稿では、数理論理学 Mathematical Logic とは何かを簡単に説明します。 本稿は、論計舎から発行している数理論理学スターターマニュアルからの抜粋・改稿です。 数理論理学とは数理論理学は、数学における 推論 deduction を形式化し、その 推論自体を数学の対象とする取り組みです。 「推論の形式化」はFregeに、「数学の推論自体を対象とする数学」はHilbertに端を発しています。 われわれ論理学者は、数学における証明や論理式をメタ的に換言すると外から