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渇望の日
令和を迎えて週刊少年ジャンプを電車で読んでいる人を初めて目撃した。文明の賜物、スマートフォンというものがありながら書籍をわざわざ買うというその文化に私はいいなと思う。昔はいろんな漫画や小説を本屋さんに買いに行ったな、なんてことを思い返しながらこの文章を書いております。
最近の私はね、元気です。相変わらず寝る時間もまともに確保できないままになっているけどなんとかやってます。二日酔いになってダラダラ起きて友達とペペロンチーノを朝から頬張るほどには元気です。その後マクドナルドもデリバリーで注文したりね、そんな感じの日常です。
現在私声優さんのファンをしておりまして先日行ってきたんですよ。あまり名前バレたくないしどういう内容かとかは隠すけどめちゃくちゃ近くてさ、勘違いじゃなくてちゃんとそこに理由があって目が合って手を振ってくれて初めてだった、彼の瞳に私が映ることは一生ないものだと思ってたから。何百人がいる中で覚えられてもないだろうけど、そう、彼の瞳に映ったってことは私は本当に彼にとってファンになったんだなあとそう思った。それは矢鱈苦しくてなんて惨めなんだろう。私の性格上イベントは全部行かないと気が済まないし前列ではないとイライラしてしまう。1番なんてないけどなんでもいいから私は彼の1番がいいよ。私と彼が出会える確率なんてないに等しいけど今だけ夢見ていたいなって思った。
無理やり今彼から自分を引き剥がす理由がどれだけ探しても彼の所属する事務所で働く他にない。その選択は私にとって1番辛いことだ。所属タレントのイベントに足繁く通うなんてことは絶対にできないのだから。絶対怖いし出来るわけないけどこれが今考えた最善策である。毎日でも会いたいよ、私は。どれだけお金がかかろうと月日がかかろうと私は彼のことがとにかく大好きなのだ。辛いけど。
長期に渡りまともな恋愛をしていないせいかなんかおかしくなっちゃったんだな、そういうことにしておいてほしい。また今週末も会えちゃうの本当にそろそろどうにかして。
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