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17.明日はお泊りデート。でも、どこに泊まるのかちゃんと教えてね。

いつか夢見る、素敵な人との  ♡♡♡お泊りデート♡♡♡
計画段階からワクワク・ドキドキして、二人だけの💖秘密にしておきたいことがたくさん出来そうですね。

でも本欄は、そうです「SPヤマト」の中高生にもわかりやすい「アンチ・ドーピング」でしたね😊。

お泊りデートの話がどうしてアンチ・ドーピングに関係しているのか不思議に思うかもしれません。

あなたがもしその時に、日本を代表するようなトップアスリートになっていたとしたら・・・ 

ここからが、今回のメインテーマである「居場所情報の提出」の話になります。

じつは、日本代表くらいのレベルのアスリートになると

・ 宿泊先:その日の夜に宿泊する場所
・ 競技会/競技大会スケジュール:出場する予定の競技会の日程、場所
・ 定期的な活動:定期的なトレーニング・練習を行う時間と場所
・ 60 分の時間枠:競技者が 5:00~23:00 の間で 1 日 1 回指定する 60 分の
時間と場所

JADAサイトより

を常に提出・更新する義務があります。(ただし、中学生以下は原則対象から除かれます)

これは、「ADAMS(アダムス)」というWebシステムもしくは
「Athlete Central(アスリートセントラル)」という
スマートフォン/タブレット用アプリを使用して、
居場所情報を提出・更新するもので、万一変更があれば、世界中どこにいても直ちに更新する必要があります。

もしも「居場所情報」の提出・更新を忘れてしまったり、自身の指定した60分枠での検査に対応できない場合などは、居場所情報関連義務違反に問われることになります。

万一、12ヶ月の間に3回、居場所情報関連義務違反が累積した場合には、アンチ・ドーピングの規則違反となってしまいます。

この場合アンチ・ドーピング規則違反の制裁は(資格停止期間:原則2年間)が課せられます。

このように、国を代表するような選手の場合は、たとえプライベートな行動だとしても、その日の夜に🏨宿泊・滞在する場所を提出しておく必要があるのです。 

ただし、宿泊場所の情報提供は求められていますが、誰と一緒にお泊りするかの情報については、秘密にしておいても大丈夫です。

相手が誰であれアンチ・ドーピングの規則違反には該当しませんので、ご安心を。

なお、本欄で言っている日本を代表するようなトップアスリートとは具体的にはRTP/TP※に該当するアスリートのことです。

対象者には通知が届きますので、通知を受け取っていない場合は、残念ながらまだ日本を代表するようなアスリートにはなっていないという事になります。

※RTP/TPとは?

RTP=Registered Testing Pool(登録検査対象者リスト)
RTPとは、Registered Testing Pool(登録検査対象者リスト)アスリートのこと。
RTPに求められる「居場所情報」の提出・更新を怠り、自身の指定した60分枠での検査に対応できないと、居場所情報関連義務違反に問われます。
12ヶ月の間に3回、居場所情報関連義務違反が累積した場合、アンチ・ドーピングの規則違反となります。

JADAサイトより

TP = Testing Pool(検査対象者リスト)
TPとは、Testing Pool(検査対象者リスト)アスリートのこと。
TPアスリートは、RTP同様に居場所情報の提出・更新が必要です。
すぐに居場所情報関連義務違反が問われるわけではありませんが、居場所情報の提出や競技会外検査の対応がきちんとされていない場合、RTPへの登録変更されます。

JADAサイトより

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