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Spurcleインターン生が見た! IVS2023 KYOTO イベントレポート

次世代の起業家が集う日本最大級のスタートアップカンファレンス「INFINITY VENTURES SUMMIT」、通称”IVS”に弊社スタッフとして参加したインターンの鈴木洸星さんのイベントレポートです。

鈴木さんはIVS 公式サイドイベントとして6月28日に開催した「東北県人会」と、6月29日-30日 にNEXT CITY Incubation Streetの弊社ブースの運営スタッフとして参加してもらいました。

本筋からは逸れますが、IVSでご案内させていただいていた「灼熱の芋煮会」を開催します。起業家、起業を目指す方、起業家を応援したい方、地域を活性化させたい方、東北、仙台について熱く語り交流しましょう。今度のお酒は冷えてます!

https://fb.me/e/4NtgBU0Jg
↑「灼熱の芋煮会」Facebookイベントページ



さて、学生用チケットがあるIVS。IVS執行役員の今井遵さんは「IVS有意義ラジオ」にて、次のように語っています。

学生用のチケットを用意した理由は、起業家に接していたら「起業家ってかっこいいな」「なってみたいな」って思う学生さんが増えると考えたから。IVS2023 KYOTOに参加することで、これから活躍していく人たちと出会って刺激を受け、何かを感じてもらいたい。

「招待制の伝統をあえて壊してつくった #NEXT CITY 。スタートアップの今を体験できる「街」とは?」IVS公式アカウントより

純粋な参加者……ではありませんが、秋田大学生 鈴木さんはIVS 2023 KYOTOで誰と出会い、何を感じたのか。等身大のレポートをお届けします。


ただの大学生

「何者でもなく、何も持っていない。ただの大学生。」
これが僕の現状だ。
「自立し、誰かに頼られる存在になりたい。」
「それに付随する物はなんだってやりたい。」
縁あってIVSというイベントにスタッフとして参加する機会をいただいた僕は、秋田からIVSに参加した。

1日目:コンテンツと情報量のお祭り

秋田からバス、飛行機、電車を乗り継ぎ8時間かけて京都に到着した。「東北県人会」に参加するためにIVS期間中乗り放題だったLUUPの電動自転車に乗り、汗だくになりながらペダルを漕いだ。漕ぎまくった。

予定時間を2.3分すぎてなんとか到着することができた。到着して唖然とした。8時間かけてきた京都で、東北に縁がある方々がたくさん集まっている光景があったのだ。

懇親会では色んな経営者や社会人とお話できた。今の自分に何ができるのか。これからどうしていけばいいのか。迷える学生の為にたくさんの方々がアドバイスをくれた。

その後、二条城で開催されているサイドイベントに参加した。
お祭り状態だった。たくさんの人が熱狂していた。
ギタリストMIYAVI(雅)の演奏を楽しんだ。

そこから、お世話になっていた北海道を拠点に活動している会計士の坂入さんが、東京大学大学院に在籍中で起業されている橘さんと飲むということだったので同席させていただいた。

IVS東北県人会


まだ1日目:”IVSだから”できることをしよう

たくさんの経営者がいる場のもつ空気感に圧倒され「今の自分に何ができるのだろう……」と思い悩む瞬間があった。しかし、今できることは吸収することだ。こんなに経営者がいて話を聞かせてくれるチャンスを逃すわけにはいかない。そんな思いで疑問・やりたいことをぶつけた。

2日目はIVSの北日本ブースのスタッフとして参加する予定だった。どんな人と会い、どんなお話ができるのか期待に胸を踊らせつつも、疲れから泥のように眠ってしまった。

2日目:ずんだ餅で”資産”をつくる

IVSのメインイベントに初参戦。イベント開始よりも早い時間に向かった。まず、会場を一通り見て回った。規模がでかすぎる……。こんなに広い会場が1日目、人で溢れかえったと考えるだけで驚きが隠せなかった。

イベントが始まり、はっぴを着て北日本ブースで日本酒の試飲とずんだ餅を配った。試食を配る目的は先方のニーズを聞き、良質なリードを獲得するためだ。酒とずんだ餅でリードを獲る、美味しいものが多い東北だからできる戦い方だと思う。

声をかけ試食を手渡し、拙いながらスパークルについての説明を行った。来場者は東北の日本酒を美味しそうに飲んでくれ、ずんだ餅を食べてくれた。受け取って、話を聞かせてもらえた時はやっぱり嬉しかった。

ブースで待つのではなく、ずんだ餅を配りながら会場を歩き回り、来場者を北日本ブースに連れて行った。「なぜその事業をしているのか、なぜその生き方を選んでいるかもっと深く知りたい……」と思いながら、ずんだ餅を配りお話をした。

試食を配る中での出会いは僕にとって、資産になるような貴重なものになった。話すことに夢中になりセッションを1つも見れていなかったことに後から気づいた。

ずんだ餅隊、結成
右が鈴木です。


まだ2日目:まちのサウナと決意のラーメン

IVS終了後、またまた坂入さん(お世話になった北海道の会計士)に繋いでもらう形で経営者とお話する機会をいただいた。

軽く飲んだ後に坂入さんが「サウナに、行きませんか?」と。
実は、僕は大のサウナ好きだ。そこで、あと2人加え4人でサウナに行くことになった。銭湯に到着し、早速110℃越えのサウナに入った。1日中歩きまわった疲労困憊の体を回復させてくれた。

サウナでもIVSに参加した人と偶然お話しすることができた。まちなかのサウナの銭湯でIVSの話をする……IVSが「京都という地域のお祭り」になりつつあることを認識した。

サウナ後、また経営者同士の飲みに同席させてもらった。
目まぐるしい夜だった。

解散した後にふらっと立ち寄った締めのラーメンが最高に美味かった。だし体に染み渡った。「こんなに濃い経験ができるチャンスを逃したくない、明日もたくさんの人と関わろう」そんな思いでラーメンをすすった。

決意の締めラーメン


3日目:年齢という言い訳はやめる

IVS最終日。今日も北日本ブースのスタッフとして参加した。

昨日、経営者の方々に壁打ちをしてもらい、考え直した自分のやりたいことをたくさん話した。起業サークルを作ってる学生や、地元が一緒でお世話になっていた方など……まだまだ出会いがあった。

スパークルという会社を広め、リード獲得に繋げることに貢献できた……と思いたい。東北という”地方”から”世界”に通用する価値を創り出そうとしているスパークルに興味を示してくれた方も多くいた。

2日間を通して、年齢にとらわれず行動することの大切さを痛感した。「まだ大学生だから……」と年齢を理由に遠慮したり、物事を先延ばしにしていては成長できない。

夜は岩手県立大学の留学生たちと飲みに行った。IVSを通じて多くの話を聞いた今の自分にもまだまだ固定概念があり、考えさせられる夜となった。偶然かもしれないが、スタートアップに関する出会いや学びやだけでなく、文化や宗教も学ぶことができてしまった。IVSは本当に凄い。

4日目!?:京都っぽいこと

IVS自体は終了したが、次の日の朝に東北県人会遠足という名の京都観光をした。スパークルの社員など11人のメンバーで山縣有朋が建てた別荘「無鄰菴」や「清水寺」、「三十三間堂」などの場所を見て歩いた。僕は歴史について詳しく知らなくて皆さんの話についていけなかった。話していて面白い人や魅力的に感じる人は話の引き出しの多い人だと感じた。

そんな魅力的な人になりたい。
どんな些細なことでも知識としてインプットしていこうと思った。

「無鄰菴」
1894-1896年に造営された政治家 山縣有朋の別荘。
母家・洋館・茶室と近代日本庭園の傑作と言われる庭園があります。
山縣有朋と作庭家七代目 小川治兵衛は無鄰菴庭園をつくるにあたって、
日本庭園の定石であったを根本から問い直し、新しいものへと変換していきました。
激変の時代における自然への感性や時勢を写しているのかもしれません。


これから

たくさんの出会いがあった。
自分の現状、課題、改善点が見えてきた。
泥臭く営業を行い競争優位性を示す重要性を知った。

これからの自分に必要なものが整理できた4日間だった。

IVSに連れてきてくれた福留さん。
たくさんの経験をさせてくださった坂入さん、橘さん。

今の僕は皆さんの背中についていくことしかできませんでしたが、これからきっと面白いことしてみせます。将来、皆さんのリターンとなるような”おもしろい存在”になります。それが僕の使命なのではないかと思います。
そのために、今自分がやりたいことをひたすら形にしていきます。

4日間、本当にありがとうございました。

福留さん(左)と
坂入さん(左)と



< スパークル株式会社について >
地域に本社を構えるベンチャーキャピタル・プロフェッショナルファームとして、地域の皆様に愛され、世界中の皆様とともに価値をつくりだすことを目指しています。

所在地 :宮城県仙台市
代表取締役 :福留秀基
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<この記事を書いたひと>
鈴木 洸星
秋田大学在学中。スパークル株式会社へインターンシップとして参加中。

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