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社員紹介#2~起業家の成長に寄り添った投資を~


こんにちは。MAKOTOキャピタル インターンの織田です。


今回は社員紹介第2弾でファンドレイズ・投資・ファンドハンズオン担当下里さんを紹介したいと思います。

▶第1弾 代表取締役 コンサルティング担当    福留

下里さんのバックグラウンド、普段の業務内容、また、どんな想いを持って仕事に取り組んでいるのか、について聞いてみました。

ー自己紹介

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株式会社MAKOTOキャピタル ベンチャーキャピタリスト
下里 健二(しもさと けんじ)

1981年生まれ、広島県出身。東北大学大学院理学研究科博士課程前期修了。
ITベンチャー、独立系投資顧問会社などを経て、2011年よりMAKOTOへ参画。


ー まずは簡単に自己紹介からお願いします。

MAKOTOキャピタルの下里健二です。1981年広島県出身で、東北大学への進学を機に仙台にやってきました。MAKOTOには、2011年の立ち上げ時から協力しており、2013年にフルコミットでjoinしました。何度かの組織体制変更を経て、現在はMAKOTOキャピタルで主にVCファンド関連業務を担当しています。 


ーIT業界と金融業界における前職での経験

ー MAKOTOに入社するまでの経緯を教えて下さい。

大学院を卒業後、ベンチャー志向を持っていた私は、仙台のITベンチャーに就職しました。しかし、ベンチャーならではの不安定さにより、1年未満で一斉レイオフがあり、投資顧問会社に転職しました。その会社では、3年半ほど従事し、ストラクチャードファイナンス、アセットファイナンス、不動産事業の実務全般に関わりました。その中でも、水族館事業の証券化など、国内では珍しいディールも手掛けることができました。

そんな頃、世の中ではリーマンショックが起こり、ディールの動きが鈍くなったこともあり、以前からお世話になっていた経営者にお誘いを受けてITベンチャーで働くことになりました。社長直下のもと、Web制作、広告運用、レンタルサーバー事業などの既存事業に加え、新規事業立ち上げなど幅広い業務に携わることができました。
 
その折に、東日本大震災が発生しました。まだ自宅のインフラが復旧しない中で感じたのは、「今後の東北経済において、おそらく復興需要はあるだろう。でもそれが終わった時、これまで以上のスピードで衰退が進んでしまうのではないか」という危機感でした。

そうならない為にはこの地域に強い事業が必要で、それを作り出すには何をすればいいのか、といったことを、現MAKOTOグループ代表の竹井と話し合いました。そのことがきっかけで、2011年7月のMAKOTO創業時から手伝っており、前職の業務がひと段落した2013年にフルタイムでコミットしました。


ーVCファンド業務内容

ーMAKOTOに入社するまでIT業界と金融業界を行ったり来たりで、様々な業務をされてきたのですね。次に、下里さんが現在MAKOTOキャピタルで行われているVCファンド関連の業務内容について教えて下さい。

大きく分けて2つあります。1つは、ファンド(投資事業有限責任組合)の組成・運用(LP集め、組合設立、LPへの報告、監査対応など)、もう1つがスタートアップへの投資(発掘、投資前の伴走、実行、投資後ハンズオンなど)ですね。
スタートアップ企業以外にも、他のVC、金融機関、自治体、経営者団体の方々と、発掘や投資先への支援のためやり取りを多くしています。

ーVCとして、どのように投資検討を行い、その後もお付き合いされていますか?

VCとして投資先を選ぶときに、もちろんデータや将来性をロジカルに捉えますが、起業家として根底に熱い野心を持ち、泥臭いことを厭わずにやっていける事は重要なファクターとしてあると思います。

投資させてもらってからは、定例ミーティングを含め、コミュニケーションを重ねていく中で投資の判断を行います。プレシードやシード期から関わることが多いので、投資の前段階で長めに伴走させて頂くケースも多いです。

スタートアップ、特にシード期では、限られたリソースで迅速かつ致命的な手戻りが出ないように仮説検証を進めることが重要です。顧客課題の仮説を立てそこなってしまうケースが多く、それは致命傷に直結しやすいので、顧客の観察をベースに、ファクトと仮説を高い解像度で認識しながら検証を進められるよう、サポートを行っています。


ーこれまでの投資先として具体例を1つ教えてください。

東北大学発のスタートアップで参照系AIという技術をベースにしている「株式会社Adansons」へ2019年にプレシードで投資させて頂きました。

投資前も含めると約3年間伴走していますが、大企業とのプロジェクトをしっかり回せるようになったり、経営者として組織のマネジメントをしたりと、会社としても起業家としても大きく成長しているのがとても嬉しいです。現役大学院生である代表の石井さんをはじめ、メンバーのほとんどが社会人経験が無いチームですが、私が仮説検証のノイズにならないよう物事を決めつけたりせず、また、上からのコミュニケーションにならないように気を付けています。

彼らの成長が著しいので、自分自身もっと成長し、もっと貢献しないとという焦りもありますね。

ーVCとしての想い

ー下里さんがVCとして心がけていることはありますか?

私が大事だと考えているキャピタリストとしてのありかたは大きく3つですかね。

1.起業家に寄り添い勇気づけること
2.生き残らせること
3.経営の速度を上げること     です。


ー今後の展望

ー最後に、これからやりたいことについて教えて下さい。

まず、目の前でやらないといけないことは、良いと確信できる投資をすることと、各投資先の成長に少しでも寄与するという当たり前のことです。

その先のことは、今はあまり考えないようにしているのですが、新たな投資手法の開発や、本質的な地方市場の創出などにも取り組んでいきたいと考えています。

今後とも、志の起業家たちをサポートしていくことで、世の中にインパクトを与えられればと思っています!


ープライベートに迫る【おまけ】

ー趣味や特技について教えてください。

趣味は、お酒ですかね。ジン以外のお酒は好きなので幅広く嗜んでいます。好きを通り越して愛しています。最近の休日は、庭の雑草たちと終わりのない戦争に明け暮れています。

特技は、フェンシングでした。小学生の頃、なんとなく始めたスポーツだったのですがそのままハマって大学院時代まで続けていました。太田雄貴選手と試合をしたことがあるのが微妙な自慢ですが、もちろん負けました。。。高校時代には一応インターハイと国体で広島代表までいったんですが。近年は、フェンシングやりたいな~と思いつつ、結構ハードなスポーツだし道具も揃えなきゃなので、踏み切れていません(笑)

あとは、広島出身ということもあり、お好み焼きを焼くことも得意ですかね。

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スタートアップイベントで広島風お好み焼きを焼いている様子


ーお忙しいところ、ありがとうございました!


MAKOTOキャピタルは、東北地方に根付いたプロフェッショナル集団として、努力し、東北地方の企業様事業のお手伝いをさせて頂きますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

資金調達に限らず、ご相談がある方はお気軽にご連絡ください。


【問合せ先】
キャピタル宛て:capital@※
投資チーム宛て:fund@※
下里宛て:k.shimosato@※ (※はmkto.org)
または、下里のFacebookページ : https://www.facebook.com/sk8casualty

担当:織田
2021年7月9日
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