15年目の転職に向けて考えたこと
こんにちは。spuntoです。
フロント事務として働き、15年の月日が過ぎました。
15年というと、生まれた子どもが中学を卒業する年です。
普通に長過ぎてゾッとします。
前回の様子はこちら
どんな変化があったのか
15年の月日は大きな変化を与えてくれました。
まず10年過ぎて働くと、自分自身は年齢を重ね、周りの環境も変わります。
自分が入社時にいたスタッフは現在半分しかおらず、ほぼ入れ替えとなりました。
そしてフロントの中でも一番長く勤め、簡単な役職がついてしまいました。
初めの1、2年は仕事を覚えるのが大変。
その後3、4、5年は会社の動きに不満が出てきました。
それを乗り越えるのが大変で、騙し騙し6、7、8年が過ぎました。
段々と後輩が増えていき、後輩の指導という立場になりました。
そして9、10、11年を過ごしました。
この時実は4年目くらいから、定期的に転職したい波がやって来ていました。
仕事内容が合わないものがあり、(もちろん合うものもある)ストレスを感じる事が多々あったからです。
仕事内容は効率を考えたり、転職したい波を落ち着けながら、日々をすごしていました。
フロントまとめ役として12、13、14、15年目。
こんなに長く勤めることは予想していませんでした。
自分の求める環境へ
色々なことがありますが、居心地が良かったことが大きいのだと思います。
居心地が良い職場というのは最高です。
会社のやり方に不満がある時、メンバー同士で文句を言いながらも仕事をこなしてきたことで、運命共同体のように思っていました。
11年目あたりからスタッフの出産ラッシュが重なり、人員確保と新人教育、シフトの調整と個人の負担が慌ただしく変わっていきました。
まとめ役を与えられていましたが、わたしはリーダータイプではなく、自分の能力のなさに悩んでいました。
自分なりに頑張ってきたつもりでしたが、結果を出していないため、認められることがありませんでした。
目まぐるしく変わる自分の周りに、適応していく力が必要でした。
人が変わり、求められる能力が増え、新しい環境に対応しないといけなくなる。
自分の捉え方次第で、また居心地の良い職場になっていったのかもしれません。
けれどそんな力はわたしにはもうありませんでした。
長年色々と見てきて、何かを変えていけるという気持ちがどんどん減っていったのと、目標にしたい上司がいませんでした。
ここで、何を考えて目標にして、これからやっていくのか、更に年月を重ねてあなたはもういらないと言われた時にどうするのか、不安になりました。
そこに『居心地の良い職場』はもうありませんでした。
その時30代後半。
転職限界説というのがあり、35歳までとのこと。
なぜもっと早く行動しなかったのか。
けれど、タイミングというのはきっとそういうものです。
来て欲しい時ではなく、急に訪れるもの。
そこに合わせて普段からタイミングをつかむために準備をしておくものなのです。
そんなことを考えるようになり、転職準備を始めることになりました。
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