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タピる、タピろう。なぜ若い女性はタピるのか。


今回はタピオカ入り飲料について書く。しかし、
前置きをしておきたい。
これは本当に主観であるため、事実と異なる可能性が大である。
こんな意見もあるのか。と読んでほしい。

何故タピオカが流行っているのか。
私なりにいくつかの原因を考えてみた。

1.若い女性しか飲んでいない。
2.持ち運んで、どこでも飲める
3.甘い飲み物であり、食べ物でもある
4.店の種類と味の種類
5.台湾ブーム


私はこの5つが大きな原因だと考える。
一つ一つ考察していこうと思う。

まずタピオカ入り飲料はどこから現れたのか?
どうも下記の記事によると
2013年あたりから日本に入ってきたらしい。



しかし、私が流行ってるなと感じ始めたのは
今から2年前の2016年か2017年辺り。

急激にタピオカの店が増えた
と感じた。

スタバの高カロリーなフラペチーノに対して
スタバのフラペチーノが
ラーメンと同じカロリーで同じ値段なら

俺たちはラーメンを食べる

的なツイートがバズっていた頃かそれより少し前だと思う。
(ただ実際にカロリーどうなんかな?ってしらべたらいい記事があったのでご紹介)

しかし、そのバズり、それこそが
タピオカ入り飲料が流行った理由で
あると私は思う。

この話は置いておいて、
本題へ。

私なりに流行ったと思う理由を1つ1つ書いていこうと思う。

1.若い女性しか飲んでいない


基本的にタピオカを飲む人たちは
女性で若い。
10代から20代前半(後半?)が多いと感じる。

タピオカ専門店はもちろんのこと

様々なカフェやレストラン、飲食店
最近では屋台でもタピオカ入りの飲み物を出している。

だが、
今回はタピオカ専門店に焦点を当てて考えたい。

タピオカ専門店は本当に若い女の子ばかりで
正直同年代の私(男)ですら入りづらい。

私も並ぶときやお店で飲むときは女性と一緒だ。
むしろ、女性と一緒以外で飲んだことはない。

男性の私からしたら
あんなに女性だらけの空間に入るのは
ちょっと落ち着かないし
タピオカ入り飲料は
思ったよりもいい値段がするし
もっと別の店でもいいんじゃないか?と思う。

でも、女性にとって考えたらどうだろう?
そういった男性が入りにくい環境は
とても良い環境では・・・?

変なおっさんも
ナンパしてくる男もいない
女子校みたいな環境である。

それは女性にとって非常に安全とも言える。

そんな環境が500円、600円程度で買えると考えたら
それは安いのではないか?


2.持ち運んで、どこでも飲める


これはスタバの時からそうだった。
若い女の子たちは持ち運べ、
少しずつ消費できるものが好きらしい。

私も色々考えたが
どこでも飲みながら話せる
という点と
食べ歩きと違い、汚れず
行儀も悪く見えない
この2点が大きいような気がする。

何よりその辺に置いても大丈夫だし
飲み終えればゴミ箱にも捨てやすい。

タピオカ入り飲料を持っているだけで
そこが彼女たちのカフェになるし。


3.甘い飲み物であり、食べ物でもある


タピオカ専門店に若い女性が
多く集っている時間帯は
いつか考えてほしい。

大体昼過ぎから夕方にかけて並んでいるように
私は見える。

そう、おやつの時間だ。

小腹を満たし、喉の渇きを潤す。

その二つを同時に叶えてくれる
それがタピオカ。
デンプンだから当然腹持ちもいい。

彼女たちは
お菓子という間違いなく太ってしまう
レッテルの貼られたものを食さずとも

タピオカというお洒落な飲み物で
小腹を満たしているのだ。
(きっと)

これは全くの余談だが、
最近は家でも簡単にタピオカ入り飲料を作ることができる。

以前は自宅で作るには難易度が高かったタピオカ入り飲料
それがなぜ簡単に作れるようになったか。

冷凍タピオカ

こいつが現れたからだ。

以前はデンプン粉をわざわざ丸めてタピオカとして作らねばならず
家で作るのには、難易度が高かった。

しかし、冷凍タピオカを使えば
解凍さえすればいい。

そして、家にあるミルクティー等を注げば
簡単にお家でタピオカミルクティーが飲める。

まさしくお家でカロリーお化けになれるのだ。
でも美味しい。美味しいから許す!

某芸人の
カロリーゼロ理論を採用したいところだ。

そんな冷凍タピオカは
業務用スーパー等に売っている。
お家で試したい方は是非。

さあ、本題に戻ろう。


4.店の種類と味の種類


これはスタバ等と大きく異なる点だ。

スタバという一つの会社(メーカー)から
定期的に一つか二つの限定のものが出る。
日本全国どのスタバで限定のフラペチーノを買っても
必ず同じフラペチーノだ。

だから彼女たちは限定が出ると飛びつくが
2度はほとんど飲まない。

しかし、タピオカはどうだろう。
最近ではいろんな店が出ており

私の周りでは大体

・THE ALLEY LUJIAOXIANG(ジ・アレイ ルージャオシャン)
・Gong cha(ゴンチャ)

派のどちらかに分かれる。

それは何故か?

飲んだことのない人にとっては
何を言ってるのか、わからないだろうが

全部同じように見えるタピオカ入り飲料は
店によって全く味の違う飲み物になる。

同じタピオカミルクティーでも
明らかに異なる味がするのだ。

お茶の種類はもちろんのこと
ミルクの量、砂糖の量、冷たいものだと氷の量が異なる。
(この辺は店によってはカスタマイズできたりする。)

そして

特に大きく異なるのが
タピオカのサイズ、タピオカの味、タピオカの食感
これは店によって全く異なる。

(ちなみに、私は大きいモッチモチのタピオカに味付けされているのが好きだ。)

これも流行った要因の大きな理由であろう。
好みのタピオカ入り飲料を見つけることができる。

毎日同じフラペチーノをみんなは飲みたいだろうか?
いや、飲みたくはない(漢文の反語みたいになった。)

味の異なるタピオカ入り飲料だとどうだろう?
毎日が楽しくなるはずだ。

今日はゴンチャ行ったから
明日はCoCoのやつ飲んでみようかな?
春水堂に行こうかな?
それとも、TP TEAに行こうかな?

それだけで女の子同士の話題になるし
お気に入りの店を見つければリピートすればいい。

お店を比較できるという点でスタバより優れている。

飲んでいる女子高生たちに耳をすませば聞こえてくるはずだ。
あそこのタピオカミルクティーのタピオカ美味しいよね!

5.台湾ブーム


これについて多くは書けないが
きっとこれが2013年の火付け役だろう。
韓国ブームと同じ香りがする。がちょっと違う気がする。
これについてはまだ定かではない。

以上が私の観点から見た
タピオカ入り飲料の話だ。

最後に軽くまとめると
若い女性の流行るものの共通点として

おっさんがいない場所

というのがあるのではないか?
と考えられる。

時間帯も場所も持ち運べる点も全て

女性が女性だけの空間に行くための手段に過ぎないのではないか。
と考えざるがを得ない。

若い女性にとっておっさんはなのかもしれない。
自然とおっさんと差別化を図っているようにも見える。

きっと、おっさん達がタピオカ入り飲料を
飲むようになったら
若い女の子達は誰も飲まなくなるだろう。

本質的には
おっさん達がいない、それがタピオカ入り飲料の流行っている
最大の理由なのかもしれない。


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