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自分の想いを伝えることは、自己主張ではない

待ち合わせ相手が、何の連絡もなく、30分遅刻。
こちらは心配して待っていたのに、「ごめん、ごめん!!」とあっけらかんとやってきました。

遅刻してきた相手に、あなたは、何と声をかけますか?


私は、内心ムッとしながらも、気にしていないふりをして、『じゃあ、行こうか』と切り替えてしまいます。

『連絡くらいしてよ!』と怒ることもできなければ、『何かあったの?』と理由をきくこともできません。
30分くらいたいしたことではない様子の相手を見て、気にしている自分の心が狭いのか?なんて思ってしまうかも。


でも実はこれ、相手を気遣って尊重したようにみえて、「察してもらいたい」という甘えがあったのかもしれません・・・。

以心伝心で分かってくれるだろうと相手に頼らないで、事実や状況、そして自分の想いを、言葉でしっかり伝える
それが、お互いを尊重できるコミュニケーションにとって大切で、自分のことも、相手のことも、もっと理解できるようになるきっかけになります。


では、遅刻してきた相手に、自分はどんな想いを持ったのか?

普段、遠慮したり我慢したりしていると、自分の想いを閉じ込めて、気づいていない、なんてことも・・・。
相手に伝えるためには、まず、自分の想いを確かめることが必要です。


私の想いは『連絡がほしかった』ということ。30分あると分かっていれば、慌ててくる必要もなかったし、途中で用事も済ませたのに。そんな気持ちがありました。


想いがわかったら、自分の要求や提案は、率直に、具体的に伝えます
その場にふさわしい伝え方には、練習も必要です。この伝え方のお話しは、また次の機会に。


プライベートでも、仕事でも、事実・想いを、素直に相手に伝える。
そのために、自分の想いを確かめることからはじめてミンナハレ!


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